Symfoware Server RDB運用ガイド(データベース定義編) - FUJITSU -
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第2章 データベースの作成

2.5 データベーススペースの作成

データベースのための領域としてのデータベーススペーを作成します。データベーススペースは、データベースのための磁気ディスク内の領域で、ローデバイス、ローカルファイルおよびネットワークファイル上に作成できます。各OSおよび製品で、データベーススペースを作成できる媒体は以下のとおりです。

[表:基本アーキテクチャの機能差]

プラットフォーム・
対応製品

機能分類

EEE

EE

SE

EEE

EE

SE

EE

SE

BE

媒体種別

ローデバイス

ローカルファイル

ネットワークファイル

○ : 機能あり
― : 機能なし
△ : SafeCLUSTERが必要です。

また、データベーススペース作成時には、データベーススペースごとにログ環境を対応づけることができます。

データベーススペースと磁気ディスクの関係およびデータベーススペースとログ環境との対応づけについて、以下で説明します。

 

データベーススペースを作成するドライブのプロパティとして、“ドライブを圧縮してディスク領域を空ける”を設定しないでください。
ドライブ圧縮を行った場合、通常のI/O処理と比較して性能上のオーバヘッドが発生します。これにより、I/O量に依存してOSリソース不足によるアクセスエラーが発生するためです。

下へ2.5.1 ローデバイスに作成する場合
下へ2.5.2 ローカルファイルに作成する場合
下へ2.5.3 ネットワークファイルに作成する場合
下へ2.5.4 スケーラブルログ運用の場合

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