NetCOBOL Studio 使用手引書
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付録B トラブルシューティング

B.3 デバッガに関する問題


 

1. COBOL登録集内をデバッグできない。

【対処】

NetCOBOL StudioのデバッガではCOBOLの登録集内はデバッグできません。

プロジェクトマネージャのデバッガを使用することで登録集内のデバッグを行うことができます。


 

2. デバッグ時に[実行]メニュー内のいくつかのメニュー項目が使用できない。

COBOLアプリケーションのデバッグ時には、[実行]メニュー内の以下のメニュー項目が常に無効表示となる。

【対処】

これらのメニュー項目はJavaアプリケーションのデバッグ時に使用するもので、COBOLアプリケーションのデバッグ時には使用できません。


 

3. デバッグ時にスコープ外のデータ項目も値が表示される。

【対処】

スコープ外のデータ項目も値が表示されますが、正しい値ではありません。スコープ外のデータ項目に表示されている値は使用しないでください。


 

4. 「ターゲット実行ファイルが見つかりません。次へ進めません。」というエラーダイアログボックスが表示される。

COBOLプロジェクトを含むワークスペースフォルダをコピーまたは移動して作成したワークスペースでCOBOLアプリケーションを実行またはデバッグすると、「ターゲット実行ファイルが見つかりません。次へ進めません。」というエラーダイアログボックスが表示される。

【対処】

COBOLプロジェクトを含むワークスペースフォルダをコピーまたは移動した場合、COBOLアプリケーションの[構成およびデバッグ]または[構成および実行]の[メイン]タブにある[実行ファイル]のパス名が、コピーまたは移動する前のパス名になっていることが原因です。

この場合、[構成およびデバッグ]または[構成および実行]の[メイン]タブの[プロジェクト名]の[参照]ボタンを選択して、[プロジェクトの選択]ダイアログボックスでプロジェクト名を選択し直してください。正しいパス名に変更されます。


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