ETERNUS SF Disk Space Monitor ユーザーズガイド - Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003/Solaris(TM) オペレーティングシステム/Linux - 13.0
目次 索引 前ページ次ページ

第4部 導入(応用編)> 第10章 しきい値を定義する

10.2 アラームアクション定義

しきい値監視定義をすると、しきい値超えを管理者に知らせるためのアクションが実行されます。アクションの種類には、以下があります。

インストール終了時には、インストーラからの問い合わせに対して選択した結果に合わせて、イベントログ/syslog、もしくはSystemwalker Centric Managerメッセージが設定されています。

これらの定義は、ManagerまたはAgent上で実施する定義です。

しきい値超えのアラームは、しきい値を超えたタイミングでのみ通知されます。しきい値超えの状態が継続した場合、アラームは始めの1回目のみで通知され、しきい値超えから一度復旧するまで通知されません。

10.2.1 格納場所 

本ファイの格納場所は以下のとおりです。

<インストールディレクトリ>\bin\threshold.bat

/opt/FJSVssqc/bin/threshold.sh

10.2.2 定義方法 

10.2.2.1 アクションの種類の定義 

実行したいアクションの種類をONまたはOFFで定義します。ONを選択するとそのアクションが実行されるという意味です。複数の項目をONにすることができます。

定義内容

意味

EVENTLOG="ON"またはSYSLOG="ON"

イベントログまたはsyslog

OPAPOST2="OFF"

Systemwalker Centric Managerメッセージ連携

MAIL="OFF"

メール

TRAP="OFF"

トラップ

OTHER="OFF"

ユーザ任意のコマンド実行

10.2.2.2 MAILを選択した場合 

Windowsのメール通知に関するパラメタを定義します。

定義内容

意味

MAILSMTPSRV="00.00.00.00"

SMTPサーバのアドレス

MAILSMTPPRT="25"

SMTPサーバのポート

MAILFROM="aa@xx.co.jp"

メールのfromアドレス

MAILTO="bb@xx.co.jp"

メールのtoアドレス

MAILPOP3PRT="110"

POP3サーバのポート(POP認証が必要な場合)

MAILPOP3SRV="00.00.00.00"

POP3サーバのアドレス(POP認証が必要な場合)

MAILAUTHTYPE="Pop"

POP認証が必要な場合に"Pop"を指定

MAILUSERID=""

ユーザID(POP認証が必要な場合)

MAILPASSWD=""

パスワード(POP認証が必要な場合)

MAILCC="cc@xx.co.jp, dd@xx.co.jp"

メールのccアドレス

MAILBCC="ee@xx.co.jp, ff@xx.co.jp"

メールのbccアドレス

MAILSUB="ETERNUS SF Disk Space Monitor threshold %MSGINFO%:%2(%3)"

メールのSubject。下記の可変パラメタ(%文字)が指定可能。

%MSGINFO% エラー種別

%2 システム名

%5 測定値

%6 しきい値

%7 検出回数

%8 検出基準回数

Solaris、Linuxのメール通知に関するパラメタを定義します。

定義内容

意味

MAILSMTPSRV="00.00.00.00"

SMTPサーバのアドレス

MAILSMTPPRT="25"

SMTPサーバのポート

MAILFROM="aa@xx.co.jp"

メールのfromアドレス

MAILTO="bb@xx.co.jp"

メールのtoアドレス

MAILPOP3PRT="110"

POP3サーバのポート(POP認証が必要な場合)

MAILPOP3SRV="00.00.00.00"

POP3サーバのアドレス(POP認証が必要な場合)

MAILAUTHTYPE="Pop"

POP認証が必要な場合に"Pop"を指定

MAILUSERID=""

ユーザID(POP認証が必要な場合)

MAILPASSWD=""

パスワード(POP認証が必要な場合)

MAILCC="cc@xx.co.jp, dd@xx.co.jp"

メールのccアドレス

MAILBCC="ee@xx.co.jp, ff@xx.co.jp"

メールのbccアドレス

MAILSUB=" ETERNUS SF Disk Space Monitor threshold $MSGINFO:$2($3)"

メールのSubject。下記の可変パラメタ($文字)が指定可能。

$MSGINFO エラー種別

$2 システム名

$5 測定値

$6 しきい値

$7 検出回数

$8 検出基準回数

10.2.2.3 TRAPを選択した場合 

トラップ通知に関するパラメタを定義します。

定義内容

意味

TRAPAGT="$2"

Trapのエージェントアドレス

TRAPDEST="hostname"

Trapの送信先アドレス

TRAPCOMMUNITY="public"

Trapのコミュニティ名

TRAPENTERPRISE="1.3.6.1.4.1.211"

Trapのenterprise値

TRAPGENERIC="6"

Trapのgeneric値

TRAPSPECIFIC="1"

Trapのspecific値

TRAPOBJNAME="1.3.6.1.4.1.211"

オブジェクト名

TRAPOBJTYPE="2"

オブジェクトタイプ

10.2.2.4 OTHERを選択した場合 

ユーザ任意のコマンドを実行することができます。

下記の行にコマンド名を定義します。

SQCOTHEREXE=""

下記の行からの処理を、コマンド仕様に合わせて編集します。

if "%OTHER%"==""ON"" (


目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright (C) 富士通株式会社 & FUJITSU AUSTRALIA LIMITED 2003 - 2006