Symfoware(R) Server 概説書 - FUJITSU -
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付録A 各プラットフォームの機能差

Symfoware Serverの製品は、マルチプラットフォームに対応しています。これらの製品は、目的別に以下に分類することができます。

目的

製品名

略称

24時間連続運転、大容量および高可用性が要求される業務などに適用する

Symfoware Server Enterprise Extended Edition

  • Symfoware Server Parallel Cluster Option

  • Symfoware Server Advanced Backup Controller

EEE

広く、企業の基幹業務などに適用する

Symfoware Server Enterprise Edition

  • Symfoware Server Hot Standby Option

  • Symfoware Server Advanced Backup Controller

EE

生産性向上を求める、部門向け業務に適用する

Symfoware Server Standard Edition

SE

データベースの基本機能を必要とする小規模業務向けに適用する

Symfoware Server for Windows

WG

Symfoware Serverの機能についてプラットフォームごとの機能差を、以下の分類に分けて、説明します。

基本アーキテクチャ

基本アーキテクチャの機能差について、以下に示します。

[表:基本アーキテクチャの機能差]

プラットフォーム・対応製品

Solaris OE

Linux

Windows(R)

機能分類

EEE

EE

SE

EE

SE

EE

SE

WG

媒体種別

ファイル

ネットワークファイル

ローデバイス


(注)

マルチRDBシステム環境

メモリ空間

32ビット

サーバ

アプリケーション

64ビット

サーバ

アプリケーション

プロセス構成

アプリケーションのマルチスレッド対応

文字コード

UNICODE

機密保護

権限の付与/略奪

ロール

○:機能あり

―:機能なし

△:オプション製品が必要

注)フェイルオーバ運用時のみ、ローデバイスに媒体を作成することができます。フェイルオーバ運用には、Symfoware Server Hot Standby Optionが必要となります。

データアクセス

データアクセスの機能差について、以下に示します。

[表:データアクセスの機能差]

プラットフォーム・対応製品

Solaris OE

Linux

Windows(R)

機能分類

EEE

EE

SE

EE

SE

EE

SE

WG

パーティショニング

ステージング・コントロール

バッファ・コントロール

共用バッファの割当て

DSIのメモリ常駐

RDBディクショナリのメモリ常駐

RDBコマンドでの指定

RDB構成パラメタファイルでの指定

イルシデーションロック

デッドロック自動検出

ダイナミック・キューコントロール

ステルスシンク

自動オプティマイザ(最適化処理)

SQLTOOL

SQL文の対話的実行

アクセスプランの取得

性能情報の取得

最適化情報の変更・表示

チューニング情報の変更・表示

並列クエリ

○:機能あり

―:機能なし

△:オプション製品が必要

バックアップとリカバリ

バックアップとリカバリの機能差について、以下に示します。

[表:バックアップとリカバリの機能差]

プラットフォーム・対応製品

Solaris OE

Linux

Windows(R)

機能分類

EEE

EE

SE

EE

SE

EE

SE

WG

ログ運用

ログの取得の抑止機能
(ログの自動収集)

スケーラブルログ

バックアップ

取得単位

パーティション

エクステント

オンライン・バックアップ

インターバルバックアップ

リカバリ

復旧単位

データベーススペース

パーティション

エクステント

復旧資源

データベース

ダウンリカバリ

メディアリカバリ

RDBディレクトリファイル

リバースクリエーション

インクリメンタルリカバリ

RDBディクショナリ

ロググループ管理ファイル

ログ管理ファイル

テンポラリログファイル

アーカイブログファイル

インダウトログファイル

オンライン・リカバリ

データベース

システムファイル

バックアップ・リカバリ

Advanced Backup Controller (注1)

高速バックアップ・リカバリ


(注2)


(注2)

バックアップ運用の自動化

リフレッシュ・バックアップ

○:機能あり

―:機能なし

△:オプション製品が必要

注1)PRIMECLUSTER GDS、SafeDISKまたはSoftek AdvancedCopy Managerと連携した場合に、実現可能です。

注2)Symfoware Server Advanced Backup Controllerが必要となります。

データベースの保守・管理

データベースの保守・管理の機能差について、以下に示します。

[表:データベースの保守・管理の機能差]

プラットフォーム・対応製品

Solaris OE

Linux

Windows(R)

機能分類

EEE

EE

SE

EE

SE

EE

SE

WG

ダイレクトパス

パイプラインコントロール

高速なデータ操作ユーティリティ

一括ロード
(インデックス再編成)

一括アンロード

一括追加・更新

パーティション単位の並列操作

一括ロード

一括アンロード

一括追加・更新

バックアップ

リカバリ

CSV形式との連携

一括ロード

一括アンロード

一括追加・更新

フォールバック運用

テンポラリログファイル破壊時

RDBディクショナリおよびRDBディレクトリファイル破壊時

運用中の定義変更

列の追加

DSIの追加

DSIの分割値の変更

データベースの再配置

静的

動的

インデックス

データベースの活性および非活性

DSIの切離し

データベースの容量拡張

静的

動的

○:機能あり

―:機能なし

クラスタシステム

クラスタシステムの機能差について、以下に示します。

[表:クラスタシステムの機能差]

プラットフォーム・対応製品

Solaris OE

Linux

Windows(R)

機能分類

EEE

EE

SE

EE

SE

EE

SE

WG

フェイルオーバ

ホットスタンバイ

プレオープン


(注1)


(注2)


(注2)


(注2)

キャッシュ・リカバリ

待機ノードでの応用プログラムのコネクション

スタンバイ

対応クラスタ

PRIMECLUSTER

SafeCLUSTER

Microsoft Cluster Service(MSCS)

ロードシェア

スケーラブル・パーティショニング


(注1)

フラッシュトリートメントリカバリ

高速インタコネクト制御

2フェーズ・コミット制御

ノード間の排他制御

システム拡張への対応

縮退運転

パラレル・ダウン・リカバリ

対応クラスタ

PRIMECLUSTER


(注1)

SafeCLUSTER


(注1)

Connection Manager

ロードバランシング


(注3)


(注3)


(注3)

コネクション自動切換え

コネクション自動制御

○:機能あり

―:機能なし

△:オプション製品が必要

注1)Symfoware Server Parallel Cluster Optionが必要となります。

注2)Symfoware Server Hot Standby Optionが必要となります。

注3)Symfoware Server Connection Managerが必要となります。

セキュリティ

セキュリティの機能差について、以下に示します。

[表:セキュリティの機能差]

プラットフォーム・対応製品

Solaris

Linux

Windows(R)

機能分類

EEE

EE

SE

EE

SE

EE

SE

WG

セキュリティ運用の選択

利用者制御

監査ログ制御

資源制御

セキュリティパラメタのチューニング

○:機能あり

―:機能なし

アプリケーション開発

アプリケーション開発の機能差について、以下に示します。

[表:アプリケーション開発の機能差]

プラットフォーム・対応製品

Solaris OE

Linux

Windows(R)

機能分類

EEE

EE

SE

EE

SE

EE

SE

WG

トランザクションモードの設定

READ UNCOMMITTED

READ COMMITTED

REPEATABLE READ

SERIALIZABLE

排他制御

ページ

DSI

SQL

一時表

順序

トリガ

プロシジャルーチン

ファンクションルーチン

コールバック機能

埋込みSQL連携

C言語

COBOL言語

ODBC連携(注)

ODBCドライバ(ODOS)

Java連携

JDBCドライバ/J2EE

○:機能あり

―:機能なし

注)この機能は、クライアントの機能です。接続先のOSと対応させて、記載しています。

システム構築支援ツール

システム構築支援ツールの機能差について、以下に示します。

[表:システム構築支援ツールの機能差]

プラットフォーム・対応製品

Solaris OE

Linux

Windows(R)

機能分類

EEE

EE

SE

EE

SE

EE

SE

WG

WebAdmin

RDBシステムの作成および設定

WebDBtools

データベースの構築

データの操作

データベース連携

○:機能あり

―:機能なし

コンテンツ管理(Contentsアダプタ)

コンテンツ管理の機能差について、以下に示します。

[表:コンテンツ管理の機能差]

プラットフォーム・対応製品

Solaris OE

Linux

Windows(R)

機能分類

EEE

EE

SE

EE

SE

EE

SE

WG

XMLアダプタ

XMLデータの格納

XMLデータの更新

XMLデータの参照

Textアダプタ(注)

画像などのメディアデータの格納

○:機能あり

―:機能なし

注)eAccela BizSearchと連携した場合に、実現可能です。

Symfoware Serverを取り巻く製品との連携

Symfoware Serverを取り巻く製品との連携の機能差について、以下に示します。

[表:Symfoware Serverを取り巻く製品との連携の機能差]

プラットフォーム・対応製品

Solaris OE

Linux

Windows(R)

連携機能(連携製品)

EEE

EE

SE

EE

SE

EE

SE

WG

レプリケーション
(Linkexpress、
Linkexpress Replication option)


(注)


(注)


(注)


(注)

トランザクションモニタ連携
(Interstage Application Server)

○:機能あり

―:機能なし

△:オプション製品が必要

注)Linkexpress、Linkexpress Replication optionが必要となります。


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