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Systemwalker Service Quality CoordinatorV15.2.5 用語集

用語集

Agent

Agent for BusinessおよびAgent for Serverを合わせてAgentと呼びます。

Enterprise Manager/Manager/Proxy Managerに含まれるAgent機能については、Agentの説明を参照してください。

Agent for Business

インストール型Agentのインストール種別です。Agent for Serverの機能に加え、Webサーバ、アプリケーションサーバ、データベースサーバといった業務システムに関する資源を管理することができます。

Agent for Server

インストール型Agentのインストール種別です。サーバ内のリソース情報を管理することができます。

Agent機能

管理対象の性能情報を収集する機能です。

Enterprise Manager/Manager/Proxy Manager/Agent for Business/Agent for Serverに含まれます。

Agent機能は、上記のインストール種別のほかに、インストールレス型Agentもあります。インストールレス型Agentは、Manager/Proxy Managerの機能です。

Browser Agent

Webサーバにアクセスした情報から、エンドユーザーが実感するレスポンスを測定します。動作プラットフォームは、Windowsのみです。

CDB、PDB

Oracle Database Serverのデータベース種別です。

  • CDB:マルチテナント・コンテナ・データベース

  • PDB:プラガブル・データベース

DMZ

Demilitarized Zoneの略です。インターネットとイントラネットを分離するネットワークです。

Enterprise Manager

部門単位に配置されたManagerを一元管理します。Managerを二階層で構築し、負荷分散することにより、大規模なシステムも管理することが可能になります。(Enterprise Editionのみ)

EntryURL

Webサーバへの訪問で最初に参照したページです。

ExitURL

Webサーバへの訪問で最後に参照したページです。

HTTPサーバ

Hypertext Transfer Protocolサーバの略で、Webサーバともいいます。

Manager

インストール型Agent、インストールレス型Agent、およびProxy Managerが収集した情報を一括管理します。また、Browser Agentが採取した情報の収集サーバの役割も果たします。

Non-CDB

Oracle Database Serverのデータベース種別で、非CDBアーキテクチャのデータベースです。

PDB

収集した性能情報を格納するためのデータベースです。Performance Database(性能データベース)の略です。

PDBコマンド

PDBに関するコマンドです。CSV出力コマンド、ユーザーデータ入力コマンド、データ削除コマンド、構成情報移行コマンドなどがあります。

Proxy Manager

ManagerとAgentの間で中継機能を提供します。ManagerとAgentが、ファイアーウォールで区切られる形態で、Proxy ManagerをAgent側に配置して中継することにより、サイトのセキュリティを高めることができます。また、Managerが行うBrowser Agentが採取した情報の収集サーバの役割を代替することができます。

Pull方式

ManagerがAgentまたはProxy Managerに対して問い合わせを行い、性能データを引っ張りあげる形の通信です。また、Pull方式を使用する場合は、HTTPを使用します。(関連用語: Push方式)

Push方式

AgentまたはProxy ManagerからManagerに対して性能データをPushする形の通信です。

通常はPush方式の運用になります。(関連用語: Pull方式)

SQC拡張ログ

SQC拡張ログ採取がSQC拡張ログファイルに蓄積するデータです。

SQC拡張ログ採取

Webサービスを構成する機能(Webサーバ等)で採取されていないデータを採取して蓄積する機能です。

SQC拡張ログファイル

SQC拡張ログ採取がSQC拡張ログを蓄積するファイルです。

Systemwalker Service Quality Coordinator Enterprise Edition

Standard Editionに加え、二階層(二階層運用)などの大規模システム運用、二重化運用やクラスタシステム運用などの高信頼システム運用、仮想ドメイン数が20を超える大規模仮想Webサイトシステムに対応します。(関連用語: Systemwalker Service Quality Coordinator Standard Edition)

Systemwalker Service Quality Coordinator Standard Edition

標準的な環境における管理機能を提供します。(関連用語: Systemwalker Service Quality Coordinator Enterprise Edition)

Webサーバ

HTTPサーバのことです。

Webトランザクション量管理

Webシステムへのリクエスト数や、リクエストに対する応答時間を管理します。

Webページ表示レスポンス

Webブラウザでコンテンツを表示するのに費やす時間です。

Web利用状況管理

Systemwalker Service Quality Coordinatorの管理対象は、大きく「サービスレベル管理」と「Web利用状況管理」の2つに分類されます。

本機能については、「Web利用状況管理編」を参照してください。

アーカイブファイル

PDBをバックアップするために作成されるファイルです。

アラームアクション

しきい値監視定義をすると、しきい値超えを管理者に知らせるためのアクションが実行されます。アクションの種類には、以下があります。

イベントログ/syslog
Systemwalker Centric Managerメッセージ連携
メール
トラップ
ユーザー任意のコマンド実行

インストール型Agent

被監視サーバにインストールし、管理対象製品が提供しているコマンドやAPIを定期的に発行して、性能情報を収集します。インストール種別には、Agent for ServerとAgent for Businessがあります。(関連用語: インストールレス型Agent)

インストールディレクトリ

実行モジュールなど、固定の資源をインストールするディレクトリのパスです。

インストールレス型Agent

監視サーバ(Manager/Proxy Manager)からリモートで接続し、被監視サーバのOSまたは仮想化ソフトウェアが提供しているコマンドやAPIをManagerからリモートで定期的に発行して、性能情報を収集します。被監視サーバには、Agentはインストールされません。(関連用語: インストール型Agent)

運用管理クライアント

Manager/Enterprise Managerに接続して、管理・操作するためのコンソール機能を提供します。運用管理者は、運用管理クライアントをインストールしたマシンの他、別マシン上からも、Webブラウザを運用管理クライアントに接続することにより、管理操作を行うこともできます。

動作プラットフォームは、Windowsのみです。Manager/Enterprise ManagerのプラットフォームがWindowsの場合は、Manager/Enterprise Managerと運用管理クライアントを同一サーバに導入することができます。

エコ情報管理

一般的に利用されているSNMPのMIBインターフェースを使って各機種(サーバなど)のECO情報(電力、温度)を管理します。

電力や温度のMIB情報を提供している機器に対して、管理可能です。

V15.2.3以降、本機能は提供していません。

エンドユーザーレスポンス管理

Webにアクセスした時の体感応答時間を管理します。

改ざん

ネットワークを通じてコンピュータに侵入し、Webページやアクセスログなどの情報を管理者の許可を得ずに書き換える行為です。

改ざん監視

Webコンテンツを定期的に検査し、改ざんを検出する機能を提供します。

改ざん監視エージェント

改ざん監視プログラムから呼び出され、公開コンテンツの格納ファイルにアクセスし、メッセージダイジェストを生成するCGIです。

改ざん監視環境定義ファイル

コンテンツ改ざん監視機能の環境定義に関する設定情報が格納されているファイルです。

改ざん監視設定ファイル

コンテンツ改ざん監視機能の改ざん監視対象に関する設定情報が格納されているファイルです。

可変ファイル格納ディレクトリ

Enterprise Manager/Manager/Proxy Manager/Agentにおいて、動作中に変更、または参照するファイルを格納するためのディレクトリのパスです。環境設定ファイル、収集データなどが格納されます。

監視画面

コンソールを構成する画面の1つです。

システム全体の稼働状況をすばやく把握するためのサマリ表示と、問題発生時に詳細情報を表示するための詳細表示で構成されています。

共用ディスク

クラスタシステムにおいて、現用系のノードと待機系のノードで共用して使用するディスク領域のことです。

クラスタシステム

クラスタソフトウェアにより構築した高信頼システム全体を指します。2台のサーバマシンを1台の仮想サーバマシンとして運用することで、高可用性(High Availability)を実現します。

グループ

クラスタシステムにおいて、切り替える対象となるリソースをまとめたもので、トラブルが発生した場合に待機側に切り替わる単位となります。

現用系

クラスタシステムにおいて、クラスタサービスが動作している側のノードです。(関連用語: 待機系)

公開Webコンテンツ

Webサイトに公開されているコンテンツです。

コンソール

本製品のメインの画面です。

監視画面(サマリ表示、詳細表示)、分析/プランニング画面、定期レポート画面で構成されます。

コンテンツ改ざん監視

公開コンテンツの改ざんを監視する仕組みです。

コンテンツ改ざん監視通知

コンテンツの改ざん監視により改ざんが検出された場合の通知です。

コンテンツ改ざん監視プログラム

定期的に起動し、公開コンテンツの改ざんを検査するプログラムです。

コンテンツ管理者

公開コンテンツを管理している人、およびコンテンツ原本アップデート申告を行う人です。

コンテンツ原本

公開コンテンツの比較対象となるWebサイトコンテンツのオリジナルデータです。

コンテンツ公開

正当なコンテンツ管理者がネットワークを通じてWebサーバにコンテンツを転送する行為です。

コンテンツ公開申告

公開コンテンツのアップロードを行う際に、コンテンツ原本のアップデートを行う手続きです。

コンテンツ公開申告コマンド

コンテンツ原本のアップデートを申告する際に使用するコマンドです。

サーバ性能管理

各プラットフォーム(Windows, Solaris, Linux)のOS/カーネルの性能を管理します。

サービス稼働管理

各種サービス(HTTP/S、DNS、SMTP、任意ポート)の稼働状態を管理します。

V15.2.3以降、本機能は提供していません。

サービスレベル管理

Systemwalker Service Quality Coordinatorの管理対象は、大きく「サービスレベル管理」と「Web利用状況管理」の2つに分類されます。

「サービスレベル管理」の対象項目については、「解説書」を参照してください。

サイトアクセス量分析

サイトにアクセスされた量を観点とした分析です。

サイトナビゲーション分析

サイトにアクセスしたユーザーを観点とした分析です。

サマリデータ

システムの状況を大まかに把握するためのサマライズされたデータです。(関連用語: リソースデータ)

サマリ表示

システム全体の現在状況をすばやく把握するための表示機能です。

しきい値

システムやアプリケーションの性能を監視する値です。

シナリオ

サービスレベル管理機能では、本製品が収集した性能情報を、情報の粒度や目的に応じて様々なレポートの形式で表示することができます。

分析/プランニング画面や定期レポート登録画面では、運用の目的ごとにシナリオを用意しています。表示されるレポートを順に確認していくことで、目的に沿った分析やプランニングを行うことができます。

収集テンプレート(template.dat)

本定義には、常時収集する項目が定義されており、ポリシー作成/ポリシー適用の実行時に本定義に従って自動的に収集ポリシーが作成されます。

詳細表示

問題発生時に詳細情報を表示する機能です。サマリ表示では、システム全体の概要のみを表示するのに対して、詳細表示では、リソースごとの詳細な情報を表示します。

スナップショットDB

コンテンツ原本の情報(URL、ハッシュ値等)が格納されているファイルです。

セッション

同一クライアントが行った連続したアクセスのまとまりです。何人の人がアクセスしているかを知る指標となります。同一クライアントが複数回アクセスしているような場合、そのアクセスの間隔が15分未満の場合は、同一セッションとしてカウントします。

待機系

クラスタシステムにおいて、クラスタサービスが動作していない側のノードです。現用系で異常が発生した場合に切り替わり、稼働します。(関連用語: 現用系)

定期レポート

サービスレベル管理機能では、本製品が収集した性能情報を、情報の粒度や目的に応じて様々なレポートの形式で表示することができます。サービス品質の定期的な報告や点検、プランニングに利用します。

あらかじめレポートの条件を登録してスケジューラに登録しておくことにより、日報、週報、月報などのレポート出力を自動化する機能です。

ドリルダウン

現在見ている情報を一歩踏み込んで、より詳細に見ることをドリルダウンといいます。本製品では、現在分析しているレベルからより詳細に分析することをドリルダウン分析といい、例えば、URLの分析を行い、ある特定のURLに対して、どのクライアントが見ているかというような分析をドリルダウン分析といいます。

二重化

2台のManagerで、同じ対象システムを監視/管理する運用形態です。Managerの信頼性を求める場合や、離れた地域から同じ資源を監視/管理する場合に有効な分散型の運用形態です。(Enterprise Editionのみ)

フェイルオーバ

クラスタシステムにおいて、グループ内のリソースにトラブルが発生し、運用側のノードが待機側に切り替わることです。

分析画面

Web利用状況管理機能において、利用状況分析機能が提供する画面の1つです。Webブラウザ上で動作し、各種の分析結果ページを表示します。

分析/プランニング画面

コンソールを構成する画面の1つです。

サービスレベル管理機能では、本製品が収集した性能情報を、情報の粒度や目的に応じて様々なレポートの形式で表示することができます。トラブルを未然に防ぐためのサービス品質の中・長期的な分析やプランニングに利用します。

分析/プランニング画面では、確認したいときにすぐにレポートを表示することができます。

分析ページ

利用状況分析機能の分析画面がWebブラウザ上で表示するデータの分析結果のページです。

ホスト名

ネットワーク上の各ノードにおいて、一意的に割り当てられる名前です。HostsファイルやDNS等を利用してIPアドレスとホスト名を対応づけます。

ポリシー管理フォルダ

ポリシー配付を使用するために必要なファイルをフォルダごとに管理します。

ポリシー定義情報

ポリシー配付機能で配付することが可能な、収集ポリシーおよび、しきい値監視定義のことです。

ポリシー配付機能

運用管理クライアント上で、情報収集、しきい値監視するサーバへ、収集ポリシー、しきい値監視定義を配付し、配付先サーバで収集ポリシーの作成と適用、しきい値監視を実施します。

ポリシー配付グループ

配付するポリシー定義情報の定義内容が異なる場合に作成します。

ポリシー配付定義

ポリシー定義情報の配付先サーバ情報を定義します。

ユーザーデータ管理

業務データやシステム稼働データなど、ユーザーの固有データ(CSV形式)を管理します。

リソース

業務を構成するシステムやネットワーク、アプリケーションなどのことをリソースと呼びます。クラスタシステムの場合は、クラスタ化する資源(サービス、IPアドレス、DISKなど)のことを指します。

リソースID

レコードを一意に識別する識別子です。

例えば、プロセス情報なら、プロセス名がリソースIDになります。

リソース構成情報(MiddlewareConf.xml)

本ファイルは、sqcRPolicy(サーバ内リソース情報収集ポリシー作成コマンド)、またはsqcCtrlPolicy(ポリシーリモート操作コマンド)(-e RPオプション)を実行することにより自動生成されます。

コマンドが本ファイルを生成した後に、内容を編集することで、管理対象を削除することができます。

リソースデータ

リソース単位に収集された詳細データです。性能情報は一定の間隔で収集され(例えばOSに関する情報は1分間隔)、その収集したデータを基に、レポートを表示するために必要な10分データ、1時間データ、1日データが作成されます。(関連用語: サマリデータ)

利用状況DB

利用状況分析のための基礎データを格納したデータベースです。

利用状況DB参照エンジン

利用状況分析機能を構成する機能の1つです。インストールマシン上で動作し、分析画面からの要求に応じて利用状況DBからデータを取り出します。

利用状況DB登録エンジン

利用状況分析機能を構成する機能の1つです。インストールマシン上で動作し、Webサービスを構成する各種機能(Webサーバ等)のログからデータを抽出し、利用状況DBに格納します。

利用状況分析

Webサイトの利用状況を様々な観点から分析することにより、顧客ニーズに見合った商品やサービスを提供することを支援します。

利用状況分析機能

Webサービスの分析を支援する機能です。

レスポンス管理対象構成情報(ServiceConf.xml)

エンドユーザーレスポンス管理を行う場合に、管理対象を定義するファイルです。

レポート

本製品は、収集した性能情報を、情報の粒度や目的に応じて様々なレポートの形式で表示することができます。

サービスレベル管理機能では、分析/プランニング画面および定期レポート画面で表示します。分析/プランニング画面では、確認したいときにすぐにレポートを表示することができます。定期レポートは、あらかじめレポートの条件を登録してスケジューラに登録しておくことにより、日報、週報、月報などのレポート出力を自動化する機能です。

Web利用状況管理機能では、利用状況をレポートとして表示します。

ログデータ(Troubleshoot)

Managerのデータベースに格納されている情報より、さらに詳細な情報(OS情報のみ)が記録されています。