Agent for BusinessおよびAgent for Serverを合わせてAgentと呼びます。
Enterprise Manager/Manager/Proxy Managerに含まれるAgent機能については、Agentの説明を参照してください。
インストール型Agentのインストール種別です。Agent for Serverの機能に加え、Webサーバ、アプリケーションサーバ、データベースサーバといった業務システムに関する資源を管理することができます。
管理対象の性能情報を収集する機能です。
Enterprise Manager/Manager/Proxy Manager/Agent for Business/Agent for Serverに含まれます。
Agent機能は、上記のインストール種別のほかに、インストールレス型Agentもあります。インストールレス型Agentは、Manager/Proxy Managerの機能です。
部門単位に配置されたManagerを一元管理します。Managerを二階層で構築し、負荷分散することにより、大規模なシステムも管理することが可能になります。(Enterprise Editionのみ)
インストール型Agent、インストールレス型Agent、およびProxy Managerが収集した情報を一括管理します。また、Browser Agentが採取した情報の収集サーバの役割も果たします。
ManagerとAgentの間で中継機能を提供します。ManagerとAgentが、ファイアーウォールで区切られる形態で、Proxy ManagerをAgent側に配置して中継することにより、サイトのセキュリティを高めることができます。また、Managerが行うBrowser Agentが採取した情報の収集サーバの役割を代替することができます。
ManagerがAgentまたはProxy Managerに対して問い合わせを行い、性能データを引っ張りあげる形の通信です。また、Pull方式を使用する場合は、HTTPを使用します。(関連用語: Push方式)
Systemwalker Service Quality Coordinator Enterprise Edition
Standard Editionに加え、二階層(二階層運用)などの大規模システム運用、二重化運用やクラスタシステム運用などの高信頼システム運用、仮想ドメイン数が20を超える大規模仮想Webサイトシステムに対応します。(関連用語: Systemwalker Service Quality Coordinator Standard Edition)
Systemwalker Service Quality Coordinator Standard Edition
標準的な環境における管理機能を提供します。(関連用語: Systemwalker Service Quality Coordinator Enterprise Edition)
Systemwalker Service Quality Coordinatorの管理対象は、大きく「サービスレベル管理」と「Web利用状況管理」の2つに分類されます。
本機能については、「Web利用状況管理編」を参照してください。
しきい値監視定義をすると、しきい値超えを管理者に知らせるためのアクションが実行されます。アクションの種類には、以下があります。
イベントログ/syslog
Systemwalker Centric Managerメッセージ連携
メール
トラップ
ユーザー任意のコマンド実行
被監視サーバにインストールし、管理対象製品が提供しているコマンドやAPIを定期的に発行して、性能情報を収集します。インストール種別には、Agent for ServerとAgent for Businessがあります。(関連用語: インストールレス型Agent)
監視サーバ(Manager/Proxy Manager)からリモートで接続し、被監視サーバのOSまたは仮想化ソフトウェアが提供しているコマンドやAPIをManagerからリモートで定期的に発行して、性能情報を収集します。被監視サーバには、Agentはインストールされません。(関連用語: インストール型Agent)
Manager/Enterprise Managerに接続して、管理・操作するためのコンソール機能を提供します。運用管理者は、運用管理クライアントをインストールしたマシンの他、別マシン上からも、Webブラウザを運用管理クライアントに接続することにより、管理操作を行うこともできます。
動作プラットフォームは、Windowsのみです。Manager/Enterprise ManagerのプラットフォームがWindowsの場合は、Manager/Enterprise Managerと運用管理クライアントを同一サーバに導入することができます。
一般的に利用されているSNMPのMIBインターフェースを使って各機種(サーバなど)のECO情報(電力、温度)を管理します。
電力や温度のMIB情報を提供している機器に対して、管理可能です。
V15.2.3以降、本機能は提供していません。
Enterprise Manager/Manager/Proxy Manager/Agentにおいて、動作中に変更、または参照するファイルを格納するためのディレクトリのパスです。環境設定ファイル、収集データなどが格納されます。
クラスタソフトウェアにより構築した高信頼システム全体を指します。2台のサーバマシンを1台の仮想サーバマシンとして運用することで、高可用性(High Availability)を実現します。
Systemwalker Service Quality Coordinatorの管理対象は、大きく「サービスレベル管理」と「Web利用状況管理」の2つに分類されます。
「サービスレベル管理」の対象項目については、「解説書」を参照してください。
サービスレベル管理機能では、本製品が収集した性能情報を、情報の粒度や目的に応じて様々なレポートの形式で表示することができます。
分析/プランニング画面や定期レポート登録画面では、運用の目的ごとにシナリオを用意しています。表示されるレポートを順に確認していくことで、目的に沿った分析やプランニングを行うことができます。
同一クライアントが行った連続したアクセスのまとまりです。何人の人がアクセスしているかを知る指標となります。同一クライアントが複数回アクセスしているような場合、そのアクセスの間隔が15分未満の場合は、同一セッションとしてカウントします。
サービスレベル管理機能では、本製品が収集した性能情報を、情報の粒度や目的に応じて様々なレポートの形式で表示することができます。サービス品質の定期的な報告や点検、プランニングに利用します。
あらかじめレポートの条件を登録してスケジューラに登録しておくことにより、日報、週報、月報などのレポート出力を自動化する機能です。
現在見ている情報を一歩踏み込んで、より詳細に見ることをドリルダウンといいます。本製品では、現在分析しているレベルからより詳細に分析することをドリルダウン分析といい、例えば、URLの分析を行い、ある特定のURLに対して、どのクライアントが見ているかというような分析をドリルダウン分析といいます。
2台のManagerで、同じ対象システムを監視/管理する運用形態です。Managerの信頼性を求める場合や、離れた地域から同じ資源を監視/管理する場合に有効な分散型の運用形態です。(Enterprise Editionのみ)
コンソールを構成する画面の1つです。
サービスレベル管理機能では、本製品が収集した性能情報を、情報の粒度や目的に応じて様々なレポートの形式で表示することができます。トラブルを未然に防ぐためのサービス品質の中・長期的な分析やプランニングに利用します。
分析/プランニング画面では、確認したいときにすぐにレポートを表示することができます。
本ファイルは、sqcRPolicy(サーバ内リソース情報収集ポリシー作成コマンド)、またはsqcCtrlPolicy(ポリシーリモート操作コマンド)(-e RPオプション)を実行することにより自動生成されます。
コマンドが本ファイルを生成した後に、内容を編集することで、管理対象を削除することができます。
リソース単位に収集された詳細データです。性能情報は一定の間隔で収集され(例えばOSに関する情報は1分間隔)、その収集したデータを基に、レポートを表示するために必要な10分データ、1時間データ、1日データが作成されます。(関連用語: サマリデータ)
本製品は、収集した性能情報を、情報の粒度や目的に応じて様々なレポートの形式で表示することができます。
サービスレベル管理機能では、分析/プランニング画面および定期レポート画面で表示します。分析/プランニング画面では、確認したいときにすぐにレポートを表示することができます。定期レポートは、あらかじめレポートの条件を登録してスケジューラに登録しておくことにより、日報、週報、月報などのレポート出力を自動化する機能です。
Web利用状況管理機能では、利用状況をレポートとして表示します。