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Systemwalker Centric Manager V17.0.4 バージョンアップガイド

2.2 バージョンアップの準備

バージョンアップ作業を開始する前に、以下の確認と対処を行ってください。

未配付のポリシーがある場合

未配付状態のポリシーがないか確認し、配付していないポリシーがあった場合は配付してください。

仮想ノードの監視を実施している場合

仮想ノードの監視を実施している場合は、バージョンアップを行う前に、仮想ノードの監視ポリシーを[監視を行わない]に設定し、ポリシー配付を行ってください。

移行先コンピュータにSystemwalker Centric Managerがインストールされている場合(別のコンピュータへバージョンアップする場合)【UNIX版】

移行先コンピュータにSystemwalker Centric Managerがすでにインストールされている場合は、バージョンアップ作業を開始する前にアンインストールしておいてください。次のコマンドでアンインストールが行えます。

/opt/systemwalker/setup/dmuset

アンインストールの詳細については、“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”を参照してください。

イベント監視の条件定義を行っている場合

イベント監視の条件定義で以下の設定を行っている場合は、バージョンアップ後、定義したイベントの特定ができなくなります。

バージョンアップを行う前に、ほかの条件でイベントを特定するように定義を変更してください。

監査ログ管理機能を使用している場合

以下のファイルを退避してください。

退避するファイル

対象サーバ

収集済みのログファイル

ユーザが作成した日付書式定義ファイル

ログ収集一括定義コマンドで使用する入力ファイル

監査ログ管理ポリシーファイル

監査ログ管理 日付書式ポリシーファイル

監査ログ管理 接続可能一覧ポリシーファイル

◎:運用管理サーバ、中継サーバ、被管理サーバが対象です。

○:運用管理サーバのみ対象です。

Systemwalkerテンプレートがインストールされている場合

移行元コンピュータにSystemwalkerテンプレートがインストールされている場合は、“Systemwalkerテンプレートインストール説明書(readme)”を参照して作業してください。

Systemwalkerテンプレートおよび“Systemwalkerテンプレートインストール説明書(readme)”は、Systemwalker Centric Manager 技術情報で公開されています。

Microsoft SNMP Trap Serviceとの連携を確認する

Microsoft SNMP TrapServiceとSystemwalker Centric Managerのトラップ受信サービスとの連携が設定されているかどうか確認します。

以下のファイルを参照し、内容を確認します。このとき、本ファイルを編集しないでください。

Systemwalkerインストールディレクトリ\Mpwalker.dm\mpwksttr\bin\mpwksttr.ini

ファイルの内容が以下のようになっている場合は、Microsoft SNMP Trap Serviceとの連携が設定されています。“TRAP信するアプリケーションを使用している場合”を参照して必要な作業を実施してください。

[MSTS Cooperation]
Cooperation=1

mpwksttr.iniファイルが存在しない場合、ファイルの内容が上記と異なる場合は、Microsoft SNMP TrapServiceとの連携は設定されていません。