複写元システム、複写先システムの両システムがそれぞれDBミラーリングシステムである場合の環境構築について説明します。
以下の手順で実行してください。
各ノードが並列で表記されている場合は、どのノードを先に実行しても問題ありません。
複写元システム | 複写先システム | ||
---|---|---|---|
正系ノード | 副系ノード | 正系ノード | 副系ノード |
1.Symfoware/RDBの環境構築 | 1.Symfoware/RDB環境構築 | ||
3.Linkexpressの環境構築 | 3.Linkexpressの環境構築 | ||
6.DRレプリケーションのRLMとRLCの作成 | |||
7.Symfoware/RDB起動 | 7.Symfoware/RDB起動 | ||
8.BC管理DBの作成 | |||
10.資源識別子情報の抽出と登録 | |||
11.レプリケーション業務の作成 | |||
12.レプリケーション業務の作成 |
Symfoware/RDBの環境構築
Symfoware/RDBの環境(Connection Manager含む)を構築します。詳細は、“Mirroring Controllerセットアップガイド”を参照してください。
Mirroring Controllerの環境構築
Mirroring Controllerの環境を構築します。詳細は、“Mirroring Controllerセットアップガイド”を参照してください。
Linkexpressの環境構築
Linkexpressの環境を構築します。詳細は、“Linkexpress 導入ガイド”を参照してください。
各種パラメタファイルの作成
以下のパラメタファイルを作成・編集します。パラメタの詳細は、“導入運用ガイド”を参照してください。
RDB構成パラメタファイル
BC構成パラメタファイル
RLP動作環境ファイル
RLP定義ファイル
DRレプリケーション定義ファイル
DRサーバ環境ファイル
DRサーバ環境ファイル(センター切替え用)
Linkexpress起動
lxstrsysコマンドを実行し、Linkexpressを起動します。
DRレプリケーションのRLMとRLCの作成
lxrepdrcrt -p RLP名 -m rlp -k both -f DRサーバ環境ファイル名 -d DRレプリケーション定義ファイル名 [-R]
センター切替えを行うシステムの場合は、-Rオプションを付加します。
Symfoware/RDB起動
Symfoware/RDBを起動します。
BC管理DBの作成
lxrepdrcrt -p RLP名 -m mndb -k both -f DRサーバ環境ファイル名 -d DRレプリケーション定義ファイル名 [-R]
センター切替えを行うシステムの場合は、-Rオプションを付加します。
資源識別子情報の抽出と登録
lxrepdrmap -p RLP名 -k both -f DRサーバ環境ファイル名 -d DRレプリケーション定義ファイル
Symfoware/RDBの暗号化機能を利用している場合は、“導入運用ガイド”を参照してください。
資源識別子情報の抽出と登録(センター切替え用)
lxrepdrmap -p RLP名 -k both -f DRサーバ環境ファイル(センター切替え用)名 -d DRレプリケーション定義ファイル
Symfoware/RDBの暗号化機能を利用している場合は、“導入運用ガイド”を参照してください。
レプリケーション業務の作成
lxrepdrrep -p RLP名 -a crtwrk -k both -f DRサーバ環境ファイル名 -d DRレプリケーション定義ファイル名
レプリケーション業務の作成(センター切替え用)
lxrepdrrep -p RLP名 -a crtwrk -k both -f DRサーバ環境ファイル(センター切替え用)名 -d DRレプリケーション定義ファイル名 -R
注意
DRレプリケーション用のRLP環境とMirroring Controllerで使用しているRLP環境は重複しないようにしてください。