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Linkexpress Replication optionV5.0L27 DBミラーリングシステム連携導入運用ガイド

10.2 環境構築

複写元システム、複写先システムの両システムがそれぞれDBミラーリングシステムである場合の環境構築について説明します。

以下の手順で実行してください。

各ノードが並列で表記されている場合は、どのノードを先に実行しても問題ありません。

複写元システム

複写先システム

正系ノード

副系ノード

正系ノード

副系ノード

1.Symfoware/RDBの環境構築
2.Mirroring Controllerの環境構築

1.Symfoware/RDB環境構築
2.Mirroring Controllerの環境構築

3.Linkexpressの環境構築
4.各種パラメタファイルの作成
5.Linkexpress起動

3.Linkexpressの環境構築
4.各種パラメタファイルの作成
5.Linkexpress起動

6.DRレプリケーションのRLMとRLCの作成

7.Symfoware/RDB起動

7.Symfoware/RDB起動

8.BC管理DBの作成
9.資源識別子情報の抽出と登録

10.資源識別子情報の抽出と登録
(センター切替え用)

11.レプリケーション業務の作成

12.レプリケーション業務の作成
(センター切替え用)

  1. Symfoware/RDBの環境構築

    Symfoware/RDBの環境(Connection Manager含む)を構築します。詳細は、“Mirroring Controllerセットアップガイド”を参照してください。

  2. Mirroring Controllerの環境構築

    Mirroring Controllerの環境を構築します。詳細は、“Mirroring Controllerセットアップガイド”を参照してください。

  3. Linkexpressの環境構築

    Linkexpressの環境を構築します。詳細は、“Linkexpress 導入ガイド”を参照してください。

  4. 各種パラメタファイルの作成

    以下のパラメタファイルを作成・編集します。パラメタの詳細は、“導入運用ガイド”を参照してください。

    • RDB構成パラメタファイル

    • BC構成パラメタファイル

    • RLP動作環境ファイル

    • RLP定義ファイル

    • DRレプリケーション定義ファイル

    • DRサーバ環境ファイル

    • DRサーバ環境ファイル(センター切替え用)

  5. Linkexpress起動

    lxstrsysコマンドを実行し、Linkexpressを起動します。

  6. DRレプリケーションのRLMとRLCの作成

    lxrepdrcrt -p RLP名 -m rlp -k both -f DRサーバ環境ファイル名 -d DRレプリケーション定義ファイル名 [-R]

    センター切替えを行うシステムの場合は、-Rオプションを付加します。

  7. Symfoware/RDB起動

    Symfoware/RDBを起動します。

  8. BC管理DBの作成

    lxrepdrcrt -p RLP名 -m mndb -k both -f DRサーバ環境ファイル名 -d DRレプリケーション定義ファイル名 [-R]

    センター切替えを行うシステムの場合は、-Rオプションを付加します。

  9. 資源識別子情報の抽出と登録

    lxrepdrmap -p RLP名 -k both -f DRサーバ環境ファイル名 -d DRレプリケーション定義ファイル

    Symfoware/RDBの暗号化機能を利用している場合は、“導入運用ガイド”を参照してください。

  10. 資源識別子情報の抽出と登録(センター切替え用)

    lxrepdrmap -p RLP名 -k both -f DRサーバ環境ファイル(センター切替え用)名 -d DRレプリケーション定義ファイル

    Symfoware/RDBの暗号化機能を利用している場合は、“導入運用ガイド”を参照してください。

  11. レプリケーション業務の作成

    lxrepdrrep -p RLP名 -a crtwrk -k both -f DRサーバ環境ファイル名 -d DRレプリケーション定義ファイル名
  12. レプリケーション業務の作成(センター切替え用)

    lxrepdrrep -p RLP名 -a crtwrk -k both -f DRサーバ環境ファイル(センター切替え用)名 -d DRレプリケーション定義ファイル名 -R

注意

DRレプリケーション用のRLP環境とMirroring Controllerで使用しているRLP環境は重複しないようにしてください。