[あ行]
実表に対して、“1つまたは複数の列で、同一値を持つ行が2つ以上あってはいけない”という制約を適用するか否かを定義することができます。この制約を一意性制約と呼びます。
複写元データベースの差分データを複写先データベースに複写することです。
一括差分複写の業務のことです。運用は、通常、 Linkexpressの自動スケジュール機能を使用して自動で行います。
業務を構成する処理の最小単位です。このイベントを組み合わせて1つの業務が完成します。
オペレーティングシステムがWindowsであるPCサーバと、SolarisおよびLinuxであるUNIXサーバを総称して、オープンサーバといいます。
複写元システムのデータを、データの送信により複写先システムに押し出す業務形態です。レプリケーションの管理の主体は、複写元システムになります。
DRレプリケーションの運用で環境復旧やセンター切替えなどを行う場合にlxrepdrdisコマンドを投入し、オフラインにします。オフラインには、DRオフライン、終了オフラインの2つのモードがあります。
RLPの状態をDRオフラインにして、データベース定義の変更など、システム間で同期をとって実施が必要な操作をオフライン運用操作と呼びます。
定常運用を開始する際にlxrepdrenaコマンドを投入し、オンラインにします。オンラインにすると、複写元システムではRERUNログの取得を開始し、複写先システムではRERUNログの抽出・反映を実行できるようになります。
DRレプリケーションにおいて、RLP環境の復旧およびRLPの定義変更に対し、利用者プログラムの停止時間を短縮化した機能です。
オンライン中リカバリ機能では、利用者プログラムの実行中におけるRLPの再作成を可能とし、また全複写の代わりにRDBディクショナリおよびRDBディレクトリファイルのバックアップ・リカバリを使用します。
これにより、複写先システムの復旧を待たずに利用者プログラムを再開することが可能になります。
[か行]
業務確定コマンドを実行し、レプリケーション業務が正常に終了したことを宣言するための処理です。Linkexpressの自側ジョブ起動イベントまたは相手側ジョブ起動イベントで定義します。
レプリケーショングループのうち、複写先システムで定義したレプリケーショングループを、特に、格納グループと呼びます。
データベース格納コマンドを実行し、データを複写先データベースに格納するための処理です。Linkexpressの自側ジョブ起動イベントまたは相手側ジョブ起動イベントで定義します。
システムのセキュリティ管理を含めた運用および維持に責任と特別な権限をもつ人のことです。Symfoware ServerおよびDRレプリケーションを管理する人です。
OSのスーパーユーザであり、OSやネットワークといった環境の全体を管理します。
Linkexpressで定義する、1つまたは複数のイベントから成り立つものを業務と呼びます。
指定した抽出定義に対する全複写業務や一括差分複写業務が正常終了したことを宣言します。また、仕掛かり中の業務を取り消すこともできます。確定処理と業務取消しで実行します。
業務を実行するLinkexpressサーバのことです。
Linkexpressで定義した業務を実行するタイミングのことです。
イベントを組み合わせて業務を作成することです。
業務確定コマンドを実行し、仕掛かり中のレプリケーション業務を取り消すための処理です。Linkexpressの自側ジョブ起動イベントまたは相手側ジョブ起動イベントで定義します。
DBミラーリングサービスの停止で、データベース二重化処理を停止するモードです。DBミラーリングサービスの開始にはDCUの再構築が必要です。
複数の独立したコンピュータ(ノード)を接続して、単一システムのように稼動させるシステムです。クラスタシステムは、高可用性、拡張性、高性能を実現します。
クラスタシステムでレプリケーションを実現するための機能です。
参照関係のある複数の表をグループ化してレプリケーションすることにより、複写先システムでも表の間の参照関係を保証する機能です。
オペレーティングシステムがOSIV/MSPまたはOSIV/XSPであるメインフレームのことです。
[さ行]
災害によって生じるシステム障害からの復旧・修復などの対策のことです。
利用者プログラムが複写元データベースを更新する前と後とでは、更新、追加、削除した分だけデータが異なっています。これらのデータの違いを差分といい、異なっているデータを差分データといいます。
複写元データベースの抽出対象のデータのうち、差分データだけを抽出することです。差分抽出したデータを複写先データベースに複写すると一括差分複写となります。
差分データをレコード形式で表現したものです。
複写元データベースを更新する利用者プログラムが動作すると、差分ログがトランザクションログファイルやトランザクションログデータベースおよび差分ログファイルといったログファイルに蓄積されていきます。
通常は自動的に行われるトランザクションログファイルから差分ログファイルへの差分ログの振り分けを、強制的に行うことです。差分ログの追出しコマンドで行います。
差分ログを取得可能な状態にするコマンドです。
差分ログの取得可能状態を解除するコマンドです。
差分ログファイル中の差分ログを削除することです。差分ログの破棄コマンドで行います。
抽出定義ごとに存在する、差分ログの蓄積用ファイルです。
RDBシステム内でDSIおよび順序を示す一意な情報(文字列)です。DRレプリケーション運用の対象資源を複写元システムと複写先システムで関連付けるための情報です。
資源識別子を格納したファイルです。
スケーラブルログ運用を行っている場合に作成するロググループのひとつです。システムロググループは、RDBシステム内に1つ存在します。システムロググループには、RDBディクショナリやユーザロググループに属していないデータベーススペースに対するログが蓄えられます。
グローバルサーバまたはPRIMEFORCE上での差分ログの形式です。
レプリケーションの運用モデルの1つで、レプリケーションを利用して、複数のデータベースのデータを1つのデータベースに集約する運用形態です。通常は、複写元システムと複写先システムはn:1の関係になります。
DRレプリケーション運用で、任意のRLPの運用を閉鎖する際に利用するオフラインです。終了オフラインにすると、該当するRLPの運用を再開することができません(再開には、RLPの再構築または初期化が必要です)。
格納処理の入力ファイルです。データ送信またはデータ受信により、複写先システムで獲得されます。
システム全体で一意な値を生成する機能です。SQL文中に順序を指定することにより生成した値を使用することができます。主に、表の主キー値の作成に利用します。
DBミラーリングシステムのデータベースサーバの運用の状態です。
正系ノードからノード切替えによって副系ノードが正系ノードの状態が遷移した状態です。
昇格正系は、ノード組込みを行うと正系の状態になります。
全複写のうち、複写先データベースの創成のために行うものを特に初期複写といいます。
初期複写の業務のことです。運用は手動で行います。
データベースを構成する要素です。Symfoware Serverでは、情報分析システム分析技法AA/BRMODELLINGを利用してデータ分析を行って、表またはビュー表を作成します。これらの表の集まりを“スキーマ”と定義します。
DBミラーリングシステムのデータベースサーバの運用の状態で、正系ノードの運用中のことをいいます。
DBミラーリングシステムでデータベースサーバの正本データベースを運用するサーバのことをいいます。
分散業務では、複数のサーバが存在しそれぞれの業務を実行しています。これらの業務を一元管理するサーバを制御サーバと呼びます。
複写元データベースの抽出対象の全データを抽出することです。全件抽出したデータを複写先データベースに複写すると全複写となります。
複写元システムと複写先システムの運用を切り替える操作をセンター切替えと呼びます。
センター切替えで切り替えたシステムを、再度センター切替えによってシステムを切り替える操作をセンター切戻しと呼びます。
複写元データベースの抽出対象の全データを複写先データベースに複写することです。
複写先データベースの創成(初期複写)や、大量のデータ更新が発生したときなどに行います。また、レプリケーションの業務を変更したときなどに、複写先データベースを再創成する目的で行うこともあります。
全複写の業務のことです。運用は手動で行います。
レプリケーションの運用モデルの1つで、各部門サーバが管理しているデータをレプリケーションを利用して、お互いに配布しあうような運用形態です。双方向型モデルでは、1つのデータベースが複写元データベースにも、複写先データベースにもなります。
[た行]
レプリケーショングループのうち、複写元システムで定義したレプリケーショングループを、特に、抽出グループと呼びます。
データベース抽出コマンドを実行し、複写元データベースからデータを抽出するための処理です。Linkexpressの自側ジョブ起動イベントまたは相手側ジョブ起動イベントで定義します。
複写先データベースに格納するためのデータを、複写元データベースから抽出するための定義です。
複写元データベースから抽出したデータを格納するためのファイルです。データベース抽出コマンドを実行することによって獲得され、抽出したデータが格納されます。なお、このファイルは業務確定コマンドを実行することにより削除されます。
正系ノードと副系ノードの両方のDBミラーリングサービスを連動して停止し、DBミラーリングシステムの運用を停止します。
複写元システムで取得したRERUNログを複写先システムのDBに反映する運用で、DRレプリケーションの基本運用です。
複写元データベースから抽出したデータを複写先システムが受け取るための処理です。Linkexpressのファイル受信イベントで定義します。
複写元データベースから抽出したデータを複写先データベースに送るための処理です。Linkexpressのファイル送信イベントで定義します。
複写元データベースから抽出したデータを、複写先データベースに格納するために使用するコマンドです。格納処理で実行します。
複写先データベースに格納するためのデータを、複写元データベースから抽出するために使用するコマンドです。抽出処理で実行します。
Symfoware Server(Postgres)またはEnterprise Postgresによるデータベースのミラーリングおよび縮退を行う機能を指します。
Symfoware Server(Nativeインタフェース)によるデータベースのミラーリングおよび縮退を行う機能を指します。
Linkexpres Replication optionの初版から提供しているデータベースのレプリケーションです。
同異種OS間のレプリケーション、同異種データベースとのレプリケーション、複数拠点へのレプリケーション、条件指定、項目選択などができます。
DRレプリケーション資源の作成や削除操作などを部品化したものです。Linkexpress以外の運用管理ソフトなどを利用し、独自にDRレプリケーションシステムを構築・管理したい場合に利用します。
グループ単位のレプリケーションと同じ意味です。
Oracle抽出レプリケーションで、複写元データベースを更新する利用者プログラムが動作したときに、差分ログが一時的に蓄積されるデータベースです。このデータベースに格納されたデータは、次に差分ログファイルに格納されます。
Symfoware抽出レプリケーション(Postgres)で、複写元データベースを更新する利用者プログラムが動作したときに、差分ログを一時的に蓄積するレプリケーションオブジェクトスキーマに属する表です。このファイルに格納されたデータは、次に差分ログファイルに格納されます。
Symfoware抽出レプリケーション(Nativeインタフェース)で、複写元データベースを更新する利用者プログラムが動作したときに、差分ログが一時的に蓄積されるファイルです。このファイルに格納されたデータは、次に差分ログファイルに格納されます。
複写元システムのデータを、データの受信により複写先システムに取り込む業務形態です。レプリケーションの管理の主体は、複写先システムになります。
[な行]
正系ノードの運用を副系ノードに切替える操作のことをいいます。
ダウンなどによりDBミラーリングサービスを停止したノードを、副系ノードとして再度、DBミラーリングサービスを開始することをいいます。
[は行]
レプリケーションの運用モデルの1つで、レプリケーションを利用して、あるデータベースのデータを複数のデータベースに配布する運用形態です。通常は、複写元システムと複写先システムは1:nの関係になります。
論理構造定義でビュー表を定義することをビュー定義と呼びます。ビュー定義では、実表のどの部分をビュー表とするか、およびビュー表の名前、各列の名前を定義します。
複写元システムまたは複写先システムの存在する地域が被災した場合に、被災したシステムを切り離し、利用者業務を継続する運用を被災時運用と呼びます。
グループ単位のレプリケーションが複数の表をグループ化してレプリケーションを行うのに対して、単一の表やDSIでレプリケーションを行う方法を表単位のレプリケーションと呼びます。
クラスタシステムでノードに異常が発生した場合に、運用系で稼働していた業務を待機系で引き継ぐ機能です。
フェイルオーバのシステムでレプリケーションを実現するための機能です。
DBミラーリングシステムのデータベースサーバの運用の状態で、副系ノードの運用中のことをいいます。
DBミラーリングシステムでデータベースサーバの副本のデータベースを運用するサーバのことをいいます。
レプリケーションの複写先となる計算機システムのことです。
DRレプリケーションを使った運用時にRERUNログをデータベースに反映するシステムのことを複写先システムと呼びます。
レプリケーションの複写先となるデータベースのことです。
レプリケーションの複写元となる計算機システムのことです。
DRレプリケーションを使った運用でデータベースからRERUNログを取得するシステムのことを複写元システムと呼びます。
レプリケーションの複写元となるデータベースのことです。
DRレプリケーションの運用形態の1つです。複写先システムを停止し、システムの保守作業を実施します。複写元システムで保守作業を行う場合は、センター切替えを利用し、複写先システムに切り替えてからシステムを停止し、システムの保守作業を実施します。
DBミラ-リングサービスの停止で、副系のDBミラーリングサービスだけを停止するモードです。保守停止は、副系ノードで実行可能です。
[ま行]
[や行]
スケーラブルログ運用を行っている場合に作成するロググループのひとつです。ユーザロググループは、RDBシステム内で複数存在するロググループです。ユーザロググループは、追加定義することができ、最大99個作成できます。ユーザロググループには、そのグループに属しているデータベーススペースに対するログが蓄えられます。
[ら行]
DBミラーリングサービスの停止で、実行したノードだけを停止するモードです。
データベースの複製を別のシステムに作成することです。データの複写は最新性を保証しながら自動的に行われます。
Symfoware抽出レプリケーション(Postgres)で、Linkexpress Replication optionが複写元システムで差分ログの取得を実現するためにデータベースオブジェクトとして作成するスキーマです。
レプリケーションのために作成した業務です。
レプリケーション対象となる複数の表をグループ化したもので、グループ単位のレプリケーションでのレプリケーションの単位です。
Symfoware抽出レプリケーション(Postgres)で、トランザクションログテーブルに蓄積された差分ログを、レプリケーションのプロセスが定期的に差分ログファイルに収集する一連の機能をレプリケーションサービスと呼びます。
Symfoware抽出レプリケーション(Postgres)で、トランザクションログテーブルから定期的に差分ログファイルに収集するプロセスです。
ログ環境の分割単位をロググループと呼び、各ロググループは、ログ管理ファイル、テンポラリログファイル、アーカイブログファイルから構成されます。なお、ロググループには、デフォルトで存在するRDBシステム内で1つのシステムロググループと、追加定義する複数のユーザロググループの2種類があります。
Symfoware抽出レプリケーション(Postgres)で、レプリケーション対象の表に対して、SQL文によるデータベースの更新操作が行われた場合に、更新前後の結果を更新ログとして取得するためのLinkexpress Replication optionが作成するシステムのトリガです。
クラスタシステムの複数のノードでトランザクションを並列に処理する機能です。
ロードシェアのシステムでレプリケーションを実現するための機能です。
[英字]
運用情報を管理するデータベースです。BC管理スキーマとRLP管理オブジェクトから構成されます。
BC管理DBの構成要素です。BC管理DBの論理構造を保管しています。
動作環境を定義するファイルです。
RLPの情報を管理するファイルです。
複写元データベースから抽出したデータを複写先データベースに格納するための定義です。
グローバルサーバまたはPRIMEFORCE上のデータを他のシステムに流通させるためのソフトウェアです。
複写元システムと複写先システムを切り替える際や、オフライン運用操作を実施する場合に利用するオフラインです。
複写元システムおよび複写先システムのサーバ情報やログイン情報を設定するファイルです。複写元システムと複写先システムと連携した操作で使用します。
災害対策システム向けレプリケーションです。
Linkexpressのファイル転送機能、ジョブ連携機能、業務定義機能を利用した災害対策システム向け機能を提供します。
DRレプリケーションを利用する際の基本運用です。複写元システムで取得したRERUNログを複写先システムで抽出・反映する一連の運用の総称です。
DRレプリケーションで使用する業務です。
Linkexpressの機能(業務定義)を使用し、以下の業務から構成されます。
・DRレプリケーション実行業務
・RERUNログ取得業務
・RERUNログ転送業務
・RERUNログ反映業務
複写元システムにおいて、指定された間隔でRERUNログ取得業務を実行します。
DRレプリケーションシステムの環境構築に使用するファイルです。DRレプリケーションシステムの環境構築に必要な情報を設定します。
富士通が提供する データベースシステムで、PostgreSQLと運用方法、アプリケーション開発用のインタフェース、SQLの互換を維持しながら、機能を拡張することで、信頼性、運用性および操作性が強化されたデータベースシステムです。
JIS2004(JIS X 0213:2004)とは、90JIS(JIS X 0208:1990)の後継規格であり、社会生活に必要な文字の充実、情報機器と印刷物の字体の標準化を目的に制定された文字コード規格です。
分散システム内でのデータベースやファイルを扱う業務の構築支援と運用支援を行うソフトウェアです。
GUIを利用してLinkexpressの業務の定義や監視を行うためのコンピュータです。
グローバルサーバまたはPRIMEFORCEとの間でファイル転送を行うためのソフトウェアです。
Linkexpress Replication option
Linkexpressにレプリケーション機能を追加するソフトウェアです。
MSFC (Microsoft Failover Cluster)
Windows Serverでクラスタリングを実現するソフトウェアです。システムの一部に障害が起きてもシステム全体としては稼動しつづけるアーキテクチャを提供することで、システム停止による損失を未然に防ぐことができます。
Oracleを複写元データベースとする機能です。複写元サーバがSolarisおよびLinuxの場合にだけ使用できます。
グローバルサーバまたはPRIMEFORCE上の各種データベースの更新情報を収集、配布するソフトウェアです。
オペレーティングシステムがOSIV/MSPまたはOSIV/XSPであるメインフレームのことです。
Symfoware Serverが出力するエラー事象のメッセージやインフォメーションを出力するファイルです。出力ファイルはRDB構成パラメタで指定します。RDBREPORTには、DRレプリケーションのメッセージも出力します。
利用者業務によって更新されたデータベースから差分ログを取得します。この差分ログをRERUNログと呼びます。
複写元システムにおいて、RLCの強制切替えとRLCファイルの退避を行います。指定された間隔で、DRレプリケーション実行業務から起動されます。
複写先システムでRERUNログをRLCファイルから抽出する際に利用する作業域で、メモリ、ファイルから構成されています。
RLCファイルからRERUNログを抽出し、格納するファイルです。
複写元システムにおいて、指定された間隔で、RERUNログ(RLC退避ファイル)を複写先システムに転送する業務です。
複写元システムでRERUNログの取得時に利用するバッファです。
複写先システムにおいて、指定された間隔で、RERUNログの抽出とデータベースへの反映を行います。
複写先システムでRLC退避ファイルからRERUNログを抽出するとき、トランザクションの途中までしか書き込まれていないRERUNログを一時的に保管するファイルです。
RERUNログを格納するファイルです。複数のRLCファイルから構成されます。
RLCファイルの領域が満杯になると、RLCファイルを交替し、次のRLCファイルにRERUNログの書き込みを行います。これをRLC交替と呼びます。RLC交替はRLCの領域が満杯になった場合に自動的に交替します。また、RERUNログ取得業務では、RLC交替も行います。これをRLCの強制交替と呼びます。
RLCファイルを退避したファイルです。DRレプリケーションでは、このファイルを複写先システムに転送します。
RERUNログの書き込みを開始したRLCファイルは、書き込みを開始した順に番号の採番を行います。この番号をRLC通番と呼びます。
RLCの構成要素でRERUNログを書き込むファイルです。
RLM(RERUN LOG MANAGER:RERUNログ管理)
RLPの構成要素です。両システム間での運用中の情報の連携に利用する領域です。
RLMは送信用RLMと受信用RLMの2つのファイルで構成されます。
RLP(RERUN LOG PIPELINE:RERUNログパイプライン)
RLPはSymfoware/RDBのロググループからRERUNログの取得を行う単位です。
DRレプリケーションは、RLPの単位に運用を行います。
各システムのRLPに関連する環境の総称をRLP環境と呼びます。
BC管理DBの構成要素です。RLP管理オブジェクトはデータベースに作成され、各RLP単位に管理情報を保管します。
RLPの構成要素を定義したファイルです。
RLPとBC管理DBのRLP管理オブジェクトを関連づけるために自動的に採番される一意な識別子です。
RLPの動作を設定するファイルです。
RLPに異常が発生した場合、RLPは閉塞し、該当するRLPが利用できなくなります。
Symfoware ServerまたはEnterprise Postgresを複写元データベースとしたデータベースレプリケーションを実現する機能です。
Symfoware Server(Postgres)またはEnterprise Postgresを複写元データベースとする場合、Symfoware抽出レプリケーション(Postgres)と呼びます。
Symfoware Server(Nativeインタフェース)を複写元データベースとする場合は、Symfoware抽出レプリケーション(Nativeインタフェース)と呼びます。
Symfoware Server(Nativeインタフェース)のリレーショナルデータベースです。
富士通が提供するデータベースシステムで、高性能で高信頼なデータベースエンジンを持ち、インターネットビジネス時代のミッションクリティカルシステムおよび戦略的な情報活用の支援に適したデータベースシステムです。
Symfoware Serverには、Symfoware Server(Nativeインタフェース)とSymfoware Server(Postgres)があります。
Symfoware Server(Nativeインタフェース)は、富士通独自インタフェースのSymfoware Serverです。
Symfoware Server(Postgres)は、PostgreSQL互換インタフェースのSymfoware Serverです。
世界の各国語文字を統一的に扱うことができる、マルチバイトの文字コード系です。アプリケーション中の定数やホスト変数へ入出力するデータなど、データベースに格納するデータに対して指定できます。