管理サーバの移行対象情報ファイル(DTKServerChange.txt)を使用してクライアント(CT)をセキュア通信に変更しましたが、変更後から管理サーバと通信できなくなりました
対象となるバージョン
Systemwalker Desktop Keeper V15.1.2以降
原因
サーバ証明書作成コマンド(DTKSVMakeCSR.exe)の “-CN”オプションで指定した値と、クライアント(CT)インストール時に指定する“接続する(統合)管理サーバのサーバ名またはIPアドレス”が一致していない可能性があります。
クライアント(CT)インストール時には、以下のように同じ値を設定してください。
“-CN”オプションで管理サーバのコンピュータ名を指定した場合
クライアント(CT)インストール時の“接続する(統合)管理サーバのサーバ名またはIPアドレス”は管理サーバのコンピュータ名を指定してください。
“-CN”オプションで管理サーバのIPアドレスを指定した場合
クライアント(CT)インストール時の“接続する(統合)管理サーバのサーバ名またはIPアドレス”は管理サーバのIPアドレスを指定してください。
対処方法
管理サーバ/統合管理サーバ側で変更する場合は、サーバ証明書作成コマンド(DTKSVMakeCSR.exe)を使用し、サーバ証明書を再作成してください。
クライアント(CT)側の設定を変更する場合は、以下のサーバIPアドレス変更のコマンドを入力してOSを再起動してください。
FSW11EJ7.EXE <Password> /C /I <変更後の管理サーバ/統合管理サーバのIPアドレスまたはコンピュータ名> [<変更後の代替管理サーバ/代替統合管理サーバのIPアドレスまたはコンピュータ名>]
管理コンソールで設定したクライアント管理パスワード、または、クライアント(CT)のインストール時に指定したパスワードを入力します。