ポリシーを即時更新したところ、「1件中0件が正常に終了しました」のメッセージが表示されました。
エラーメッセージ
「[MGCM-INF002] 即時更新が終了しました。(%1 件中 %2 件が正常に終了しました)」 可変情報
%1:即時更新に成功したCT数 %2:即時更新の対象CT件数
対象となるバージョン
Systemwalker Desktop Keeper V14.0.0以降
原因1
クライアント(CT)の電源が入っていないか、ネットワークに接続されていない可能性があります。
対処方法
クライアント(CT)の電源をいれてください。またはネットワークに接続してください。
原因2
クライアント(CT)で通信する以下のポートが開いていない可能性があります。
10010(インストール時の初期値)
確認ポイント
上記ポートが開いているか、管理サーバ側より以下のコマンドを実行して確認してください。
telnet [CTのIP アドレス] ポート番号
接続できない場合は、エラーが表示されます。
接続できた場合は、画面上の文字が消え、カーソルの点滅だけの画面になります。
対処方法
ファイアーウォールの設定で以下のポートを開いてください。
10010(インストール時の初期値)
原因3
クライアント(CT)の名前解決ができていない可能性があります。
対処方法
クライアント(CT)の、hosts やlmhosts にIP アドレス、ホスト名を記述してください。
クライアント(CT)がDNSサーバで逆引きの設定がされているか、確認してください。
原因4
NAT環境で運用している可能性があります。
対処方法
NAT環境での運用はSystemwalker Desktop Keeperではサポート対象外です。
原因5
クライアント(CT)が接続している管理サーバのIPアドレスが間違っている可能性があります。
確認ポイント
接続する管理サーバ/統合管理サーバのIPアドレスを変更するクライアント(CT)のコマンドプロンプトから、以下のコマンドを実行し、管理サーバ/統合管理サーバの正しいIPアドレスを確認します。
fsw11ej7.exe <パスワード> /D /D
対処方法
以下の手順に従い、対象クライアントの接続先管理サーバのIPアドレスを正しく設定してください。
接続する管理サーバ/統合管理サーバのIPアドレスを変更するため、クライアント(CT)のコマンドプロンプトから、以下のコマンドを実行します。
fsw11ej7.exe <パスワード> /C /I <変更後の(統合)管理サーバのIPアドレス>
クライアント(CT)が接続する管理サーバ/統合管理サーバへCT情報を通知するため、クライアント(CT)のコマンドプロンプトから、以下のコマンドを実行します。
fsw11ej7.exe <パスワード> /R
クライアント(CT)を再起動します。
原因6
緊急対処によりクライアント(CT)のネットワーク無効化が行われている可能性があります。
確認ポイント
クライアント(CT)のタスクトレイ通知領域のアイコンを確認します。
アイコンの詳細については“運用ガイド クライアント編”の“緊急対処を解除する”を参照してください。
アイコンが表示されている場合は、緊急対処が実施されています。
対処方法
クライアント(CT)のセキュリティリスク問題を解決後、緊急対処を解除してください。
解除方法については“運用ガイド 管理者編”の“緊急対処を解除する”を参照してください。
原因7
iNetSec SFによりクライアント(CT)のネットワーク遮断が行われている可能性があります。
確認ポイント
iNetSec SFのマニュアルを参考に、マルウェア検知時の動作および該当クライアント(CT)の現状ステータスを確認してください。
対処方法
クライアント(CT)のセキュリティリスク問題を解決後、iNetSec SFのマニュアルを参考に、ネットワーク遮断を解除してください。