運用データベースから毎日管理情報とログ情報をリストアして、常に前日までの最新情報を格納するようにしてください。
1カ月に一度、DTKDBSPACE.EXE (データベース環境切り替えコマンド)を使用した月次処理が必要です。月末、あるいは月初に実施してください。なお、DTKDBSPACE.EXE実行時にはサービスの停止が必要です。
運用系管理サーバ/統合管理サーバとは別にログ参照専用サーバを用意し、統合ログ閲覧データベースを作成する場合でも運用データベースが必要となります。運用系の管理サーバ/統合管理サーバから管理情報をバックアップし、ログ参照専用サーバの運用データベースにリストアしてください。管理者/部門管理者の情報が変更となった場合は、管理情報をリストアしなおすまでは古い管理者情報で動作します。なお、ログ参照専用サーバの運用データベースに管理情報をリストアするにはリストアツールを使用して実施してください。
ログを格納できる期間は、2カ月~14カ月です。データベース定義時に保存するログの月数を定義します。データベース作成後には変更できません。また、保存期間を超えたログは、月次処理により自動的に削除されます。
管理サーバが3階層構成で、統合管理サーバと下位管理サーバの両方に対してログ検索を実施する場合、統合ログ閲覧データベースには統合管理サーバの管理情報をリストアしてください。また、ログデータについては、統合管理サーバと下位管理サーバのそれぞれで取得したログ情報をリストアしてください。
旧バージョンで取得したログ情報や管理者情報も、統合ログ閲覧データベースへリストアすることにより、参照できます。
3階層構成の統合管理サーバでバックアップしたログ情報を統合ログ閲覧データベースにリストアした場合、CT操作ログ画面で表示される統合管理サーバのIPアドレスは、統合ログ閲覧データベースを構築している管理サーバのIPアドレスになります。また、下位管理サーバのIPアドレスは「0.0.0.0」と表示されます。
3階層構成の下位管理サーバまたは2階層構成の管理サーバでバックアップしたログ情報を統合ログ閲覧データベースにリストアした場合、CT操作ログ画面で表示される管理サーバのIPアドレスは、統合ログ閲覧データベースを構築している管理サーバのIPアドレスになります。
部門管理者も統合ログ閲覧データベースが参照できます。なお、統合ログ閲覧データベースで参照できるグループは、リストアした管理情報に登録されている部門管理者の許可設定に従って表示されます。