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Enterprise Application Platform V2.0.0 GlassFishユーザーズガイド

5.8.6 Amazon Web Services (AWS) JDBC Driver (Type4)

注意

  • 本項で説明する設定方法は以下のデータベースで有効です。

    • Amazon Aurora PostgreSQL 互換エディション

  • OSSの利用については、適用された使用条件(ライセンス条件)に従い、お客様の責任において入手、ご利用ください。

環境変数の設定

以下の環境設定を行ってください。

クラスパスの設定については「5.8.1 JDBCドライバの環境設定」を参照してください。

設定項目

ドライバのバージョン

設定値(1)

クラスパス

Amazon Aurora PostgreSQL 互換エディションの場合、Amazon Web Services (AWS) JDBC Driver 2.5.X(Xは“4”以降) (注3)とPostgreSQL JDBC Driver 42.7.X(Xは“5”以降) (注4)のJDBC 4.2用のJDBC ドライバを使用

JDBCドライバ・格納先ディレクトリー¥aws-advanced-jdbc-wrapper<バージョン>.jar(注2)

JDBCドライバ・格納先ディレクトリー¥postgresql<バージョン>.jar(注2)

1) Linuxの場合、“\”を“/”に読み替えてください。

注2) <バージョン>は、“-42.7.5”や“-2.5.4”などの文字列です。

3) Amazon Web Services (AWS) JDBC Driverのダウンロードページであるhttps://github.com/awslabs/aws-advanced-jdbc-wrapperからダウンロードしてください。

4) PostgreSQL JDBC ウェブサイトのダウンロードページであるhttps://jdbc.postgresql.org/download/からダウンロードしてください。

接続プールの設定

接続プールの設定に以下を指定してください。
リソースタイプにはデータソースクラスが実装するインターフェイスを指定してください。

パラメタ

指定値

名前

任意の値

リソースタイプ

以下を指定してください。

  • javax.sql.DataSource

データベースベンダー

AWS ()

データソースクラス名

以下を指定してください。

  • software.amazon.jdbc.ds.AwsWrapperDataSource

) データベースベンダーは、管理コンソールから接続プールを作成するときにだけ指定してください。


リソースタイプごとに使用するデータソースクラス名については、以下のように指定してください。

リソースタイプ

データソースクラス名

javax.sql.DataSource

software.amazon.jdbc.ds.AwsWrapperDataSource

プロパティ

以下に、設定時に指定する代表的なプロパティを説明します。指定するプロパティの詳細は、JDBCドライバのマニュアルを参照してください。

プロパティ名

targetDataSourceClassName

"org.postgresql.ds.PGSimpleDataSource"を指定してください。

user

ユーザーIDを指定してください。

password

パスワードを指定してください。

database

データベースの名前を指定してください。

serverName

データベースクラスターのエンドポイントの値を指定してください。

serverPort

ポート番号をデフォルトから変更した場合、変更したポート番号を指定してください。

jdbcProtocol

プロトコル情報として"jdbc:postgresql:"を指定してください。

targetDataSourceProperties

Amazon Web Services JDBC Driverのオプショナルなプロパティを指定してください。プロパティの値の型がjava.util.Propertiesのため、プロパティには[socketTimeout=10,wrapperLoggerLevel=ALL]のように指定してください。