注意
本項で説明する設定方法は以下のデータベースで有効です。
Amazon Aurora PostgreSQL 互換エディション
OSSの利用については、適用された使用条件(ライセンス条件)に従い、お客様の責任において入手、ご利用ください。
環境変数の設定
以下の環境設定を行ってください。
クラスパスの設定については「5.8.1 JDBCドライバの環境設定」を参照してください。
設定項目 | ドライバのバージョン | 設定値(注1) |
---|---|---|
クラスパス | Amazon Aurora PostgreSQL 互換エディションの場合、Amazon Web Services (AWS) JDBC Driver 2.5.X(Xは“4”以降) (注3)とPostgreSQL JDBC Driver 42.7.X(Xは“5”以降) (注4)のJDBC 4.2用のJDBC ドライバを使用 | JDBCドライバ・格納先ディレクトリー¥aws-advanced-jdbc-wrapper<バージョン>.jar(注2) JDBCドライバ・格納先ディレクトリー¥postgresql<バージョン>.jar(注2) |
注1) Linuxの場合、“\”を“/”に読み替えてください。
注2) <バージョン>は、“-42.7.5”や“-2.5.4”などの文字列です。
注3) Amazon Web Services (AWS) JDBC Driverのダウンロードページであるhttps://github.com/awslabs/aws-advanced-jdbc-wrapperからダウンロードしてください。
注4) PostgreSQL JDBC ウェブサイトのダウンロードページであるhttps://jdbc.postgresql.org/download/からダウンロードしてください。
接続プールの設定
接続プールの設定に以下を指定してください。
リソースタイプにはデータソースクラスが実装するインターフェイスを指定してください。
パラメタ | 指定値 |
---|---|
名前 | 任意の値 |
リソースタイプ | 以下を指定してください。
|
データベースベンダー | AWS (注) |
データソースクラス名 | 以下を指定してください。
|
注) データベースベンダーは、管理コンソールから接続プールを作成するときにだけ指定してください。
リソースタイプごとに使用するデータソースクラス名については、以下のように指定してください。
リソースタイプ | データソースクラス名 |
---|---|
javax.sql.DataSource | software.amazon.jdbc.ds.AwsWrapperDataSource |
プロパティ
以下に、設定時に指定する代表的なプロパティを説明します。指定するプロパティの詳細は、JDBCドライバのマニュアルを参照してください。
プロパティ名 | 値 |
---|---|
targetDataSourceClassName | "org.postgresql.ds.PGSimpleDataSource"を指定してください。 |
user | ユーザーIDを指定してください。 |
password | パスワードを指定してください。 |
database | データベースの名前を指定してください。 |
serverName | データベースクラスターのエンドポイントの値を指定してください。 |
serverPort | ポート番号をデフォルトから変更した場合、変更したポート番号を指定してください。 |
jdbcProtocol | プロトコル情報として"jdbc:postgresql:"を指定してください。 |
targetDataSourceProperties | Amazon Web Services JDBC Driverのオプショナルなプロパティを指定してください。プロパティの値の型がjava.util.Propertiesのため、プロパティには[socketTimeout=10,wrapperLoggerLevel=ALL]のように指定してください。 |