本製品は以下のデータベースをサポートしています。業務運用時には以下のデータベースのどれかを必ず使用してください。
Oracle
SQL Server
Enterprise Postgres
Azure Database for PostgreSQL
Amazon Aurora PostgreSQL 互換エディション
サポートするDBバージョンなどの詳細は以下を参照してください。
注意
利用するOSによってデータベースおよびJDBCドライバの動作条件が異なります。
データベースおよびJDBCドライバの動作条件、サポート範囲については提供元に確認してください。
OSSの利用については、適用された使用条件(ライセンス条件)に従い、お客様の責任において入手、ご利用ください。
Azure Database for PostgreSQLは、データベースを停止するとき、すでに接続が確立済みの相手へのTCPのFINパケットの送信が保証されていません。そのため、運用やチューニングについて注意する必要があります。詳細は「5.8.4 PostgreSQLベースのデータベース JDBCドライバ(Type4)」を参照してください。Azure Database for PostgreSQLについては、Microsoft Azureの仕様を確認してください。
Oracleを使用したアプリケーションを運用する場合
サポートするJDBCドライバ/バージョン・レベル | |
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Oracle JDBC Driver | 23ai |
Oracleを使用する場合、Oracle社が提供するJDBCドライバを使用してください。
トランザクションサービス、またはJTAによるグローバルトランザクション機能を使用する場合、実行ユーザーに対し以下の権限を付与してください。
DBA_PENDING_TRANSACTIONS上のSELECT権限
SYS.DBMS_XA上のEXECUTE権限
SYS.PENDING_TRANS$上のSELECT権限
SYS.DBA_2PC_NEIGHBORSのSELECT権限
グローバルトランザクションのリカバリーを実行する場合は、実行ユーザーに対して以下の権限を付与してください。
DBA_PENDING_TRANSACTIONS上のSELECT権限
SYS.DBMS_XA上のEXECUTE権限
SYS.PENDING_TRANS$上のSELECT権限
GlassFishと同一のCPUのアーキテクチャーをサポートしているJDBCドライバを使用してください。
Oracleを利用する時、Oracle Universal Connection Pool(UCP)for JDBC機能を利用できます。
Oracle Universal Connection Pool(UCP)for JDBC機能をする場合、接続プールの詳細属性「プーリング」を「false」に設定してください。
SQL Serverを使用したアプリケーションを運用する場合
サポートするJDBCドライバ/バージョン・レベル | |
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Microsoft JDBC Driver for SQL Server | 12.8 |
SQL Serverを使用する場合、グローバルトランザクション機能は使用できません。
Enterprise Postgresを使用したアプリケーションを運用する場合
サポートするJDBCドライバ/バージョン・レベル | |
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Enterprise Postgresクライアント機能 | 13、14、15、16、17 |
Azure Database for PostgreSQLを使用したアプリケーションを運用する場合
サポートするJDBCドライバ/バージョン・レベル | |
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PostgreSQL JDBC Driver | 42.7.X(Xは“5”以降) |
Amazon Aurora PostgreSQL 互換エディションを使用したアプリケーションを運用する場合
サポートするJDBCドライバ/バージョン・レベル | |
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Amazon Web Services (AWS) JDBC Driver | 2.5.X(Xは“4”以降) |
PostgreSQL JDBC Driver | 42.7.X(Xは“5”以降) |