11.1.3 swcbsm_change_dashboard(運用分析ダッシュボード設定変更コマンド)

機能説明

運用分析ダッシュボードの以下の設定変更を行います。

運用分析ダッシュボード機能 WebコンポーネントのWebコンソールのポート番号の変更
管理サーバ(運用分析ダッシュボード機能 DBコンポーネント)のホスト名またはIPアドレスの変更
運用分析ダッシュボード機能 DBコンポーネントのデータベースのポート番号の変更
管理サーバ(運用分析ダッシュボード機能 AIコンポーネント)のホスト名またはIPアドレスの変更
運用分析ダッシュボード機能 AIコンポーネントのITサービス管理連携機能のポート番号の変更
管理サーバ(ITサービス管理機能 Webコンポーネント)のホスト名またはIPアドレスの変更
ITサービス管理機能 WebコンポーネントのWebコンソールのポート番号の変更
ITサービス管理の連携ユーザー(swcbsmadmin)のパスワードの変更
管理サーバ(運用分析ダッシュボード機能収集分析コンポーネント)のホスト名またはIPアドレスの変更
運用分析ダッシュボード機能収集分析コンポーネントの収集分析機能のポート番号の変更

記述形式

swcbsm_change_dashboard 運用分析ダッシュボードセットアップパラメーターファイル

オプション

運用分析ダッシュボードセットアップパラメーターファイル

設定情報が記載されたパラメーターファイルをフルパスで指定します。運用分析ダッシュボードセットアップパラメーターファイルの詳細については、「12.2 運用分析ダッシュボードセットアップパラメーターファイル」を参照してください。
以下のパラメーターを定義してください。全てのパラメータは省略可能です。変更が必要なパラメータのみ定義してください。
- DASHBOARD_SERVER_PORT=Webコンソールのポート番号
  - 変更後の運用分析ダッシュボード機能 WebコンポーネントのWebコンソールのポート番号を指定します。
- ESDB_HOST=管理サーバ(運用分析ダッシュボード機能 DBコンポーネント)のホスト名またはIPアドレス
  - 変更後の管理サーバ(運用分析ダッシュボード機能 DBコンポーネント)のホスト名またはIPアドレスを指定します。
- ESDB_PORT=データベースのポート番号(1)
  - 変更後の運用分析ダッシュボード機能 DBコンポーネントのデータベースのポート番号(1)を指定します。
- ESDB_NODE_PORT=データベースのポート番号(2)
  - 変更後の運用分析ダッシュボード機能 DBコンポーネントのデータベースのポート番号(2)を指定します。
- ANALYZE_SERVER_HOST=管理サーバ(運用分析ダッシュボード機能 AIコンポーネント)のホスト名またはIPアドレス
  - 変更後の管理サーバ(運用分析ダッシュボード機能 AIコンポーネント)のホスト名またはIPアドレスを指定します。
- ANALYZE_SERVER_PORT=ITサービス管理連携機能のポート番号
  - 変更後の運用分析ダッシュボード機能 AIコンポーネントのITサービス管理連携機能のポート番号を指定します。
- ITSM_SERVER_HOST=管理サーバ(ITサービス管理機能 Webコンポーネント)の接続先ホスト名またはIPアドレス
  - 変更後の管理サーバ(ITサービス管理機能 Webコンポーネント)の接続先ホスト名またはIPアドレスを指定します。
- ITSM_SERVER_PORT=ITサービス管理機能 WebコンポーネントのWebコンソールのポート番号
  - 変更後のITサービス管理機能 WebコンポーネントのWebコンソールのポート番号を指定します。
- ITSM_ROOT_PASSWORD=ITサービス管理の連携ユーザーのパスワード
  - 変更後の連携ユーザー(swcbsmadmin)のパスワードを指定します。
- DOCDB_HOST=管理サーバ(運用分析ダッシュボード機能収集分析コンポーネント)のホスト名またはIPアドレス
  - 変更後の管理サーバ(運用分析ダッシュボード機能収集分析コンポーネント)のホスト名またはIPアドレスを指定します。
- DOCDB_PORT=収集分析機能のポート番号
  - 変更後の運用分析ダッシュボード機能収集分析コンポーネントの収集分析機能のポート番号を指定します。
- その他のパラメーター
  - 指定しません(指定しても無視されます)。

復帰値

0:: 正常終了

その他:: 異常終了

コマンド格納場所

/opt/FJSVbsmcom/bin

実行に必要な権限/実行環境

システム管理者(スーパー・ユーザー)だけが実行できます。
管理サーバ(運用分析ダッシュボード機能)で実行可能です。
セットアップ済みの環境に対してのみ実行可能です。

使用例

ITサービス管理の連携ユーザー(swcbsmadmin)のパスワードの変更を反映する(運用分析ダッシュボードセットアップパラメーターファイルが「/tmp/setup_dashboard.ini」の場合)
```
# swcbsm_change_dashboard /tmp/setup_dashboard.ini
```

実行結果/出力形式

正常に変更できた場合
```
Dashboard change is completed.
```

注意事項

設定変更コマンドが異常終了した場合は、出力されるメッセージに従って設定パラメーターを見直し、再度設定変更コマンドを実行してください。