運用分析ダッシュボードの動作に必要なリソースの値をチューニングします。
管理サーバ(運用分析ダッシュボード管理機能)をコンポーネントごとに異なるサーバにセットアップする場合は、それぞれのサーバでそれぞれ以下のチューニングを実施します。
事前の確認
以下のリソースと値をチューニングします。
リソース | 説明 | 値 | 種別 |
---|---|---|---|
memlock | メモリ内にロックされるアドレス空間の最大値 | unlimited | 固定 |
nofile | オープンできる最大ファイル数 | 65536 | 固定 |
nproc | 最大プロセス数 | 4096 | 最大 |
種別が最大のリソースは、現在のシステムに設定されている値と比較して、大きい方の値(最大)を設定します。
手順
/etc/security/limits.confファイルに以下の行を追記します。
ITサービス管理と同一サーバに運用分析ダッシュボードをインストールする場合は、ITサービス管理のインストール時に記載した値とは別に以下の行を追記してください。
swcbsm soft memlock unlimited swcbsm hard memlock unlimited swcbsm soft nofile 65536 swcbsm hard nofile 65536 swcbsm soft nproc 4096 swcbsm hard nproc 4096