7.3.5 Linkexpress Replication optionの状態遷移プロシジャ

Linkexpress Replication optionの状態遷移では、状態遷移プロシジャによりレプリケーションの開始および停止を行います。

状態遷移プロシジャの登録

Linkexpress Replication optionの状態遷移プロシジャをクラスタシステムに登録します。

状態遷移プロシジャの登録は、PRIMECLUSTERのclsetprocコマンドで行います。

Linuxの場合

/etc/opt/FJSVcluster/bin/clsetproc -o -m switch.FJSVlnkre
                                   /opt/FJSVlnkre/SAMPLE/CLUSTER/switch.FJSVlnkre

Solarisの場合

/etc/opt/FJSVcluster/bin/clsetproc -o -m switch.FSUNlnkre
                                   /opt/FSUNlnkre/SAMPLE/CLUSTER/switch.FSUNlnkre

状態遷移プロシジャのリソース登録

Linkexpress Replication optionの状態遷移プロシジャをプロシジャリソースとしてクラスタシステムに登録します。

プロシジャリソースの登録は、PRIMECLUSTERのcladdprocrscコマンドで行います。

Linuxの場合

/etc/opt/FJSVcluster/bin/claddprocrsc -k プロシジャリソース名 -m switch.FJSVlnkre
                                      -K AFTER,COMPLETE -S BEFORE -V BEFORE

Solarisの場合

/etc/opt/FJSVcluster/bin/claddprocrsc -k プロシジャリソース名 -m switch.FSUNlnkre
                                      -K AFTER,COMPLETE -S BEFORE -V BEFORE

注意

状態遷移プロシジャの登録とプロシジャリソースの登録方法の詳細については、“PRIMECLUSTER 導入運用手引書”を参照してください。

Linkexpress Replication optionのプロセス監視

状態遷移プロシジャによるLinkexpress Replication optionのプロセス監視は登録しないでください。プロセス監視を行うと、Linkexpress Replication optionのプロセスが停止した場合にOracleもフェイルオーバが発生します。