スタンバイを組み込むためには、インスタンスを起動する前に、pgx_userlog_controlコマンドのsetモードに--follow-primaryオプションを付けて実行して、抽出開始位置を初期化してください。
このときに、-lオプションによる初期化を行ってはなりません。なぜなら、-lオプションは、その時点で実行中のトランザクションが存在しないことを前提としているからです。--follow-primaryは、そのようなトランザクションがすべて終了することを待ち合わせてから抽出を開始するように抽出デーモンに指示する効果があります。
pgx_userlog_controlコマンドについては、“付録C pgx_userlog_controlコマンド”を参照してください。