DB連携機能の特長を説明します。
機能面での特長は以下の3つです。
データのやり取りの可監査性とデータの真正性担保
連携プラットフォームへの負荷軽減
事前設定のみでのデータ自動連携
まず、データのやり取りの可監査性により、データ基盤と連携プラットフォームとの間で発生するデータ取り込みとデータ提供の透明性を確保します。 システム管理者は、この記録を使用して各システム利用者(データ提供者およびデータ利用者)とのデータのやり取りを監査できます。
次に、連携プラットフォームへの負荷軽減により、連携プラットフォームに対して余計な負荷を与えずにデータをやり取りすることを可能にします。本製品は、連携プラットフォームでの変更を契機に連携対象のデータの変更差分を抽出し、その変更差分をデータ基盤内の複製データに反映します。その後、データ利用者のデータ取得要求に対して、データ基盤内の複製データを提供します。これにより、データ利用者からのデータ取得要求が発生したときに、連携プラットフォームに負荷を与えずにデータを提供できます。
さらに、事前設定のみでのデータ自動連携により、日々発生するデータを全自動でやり取りすることを可能にします。 本製品では、連携プラットフォームごとに異なる形式と標準形式の間の変換定義を事前設定することでプラットフォームとデータ基盤間のデータ形式の違いを意識せずにデータをやり取りできます。
DB連携機能では、以下の機能を提供します。
機能名 | 概要 |
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連携設定変更機能 | データ提供およびデータ利用のための設定を実行・管理する機能です。 |
変更差分抽出機能 | データ提供者の業務DBのデータやデータ基盤のデータを抽出する機能です。 |
変更差分連携機能 | 下記を実行する機能です。
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変更差分蓄積機能 | DB連携制御機能から受け取ったデータ提供者の業務DBの変更差分を、データ基盤へアップロードする機能です。 |
異常監視機能 | 本製品を運用している中で発生しうる異常を監視する機能です。 |
DB連携制御機能 | 抽出データを転送するサーバ側(データ基盤側)機能です。
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