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Big Data Integration ServerV1.7.0 EDI連携/DB連携編ユーザーズガイド

2.3 コード変換定義作成支援機能

コード変換定義作成支援機能のGUIは、変換ルール(個社形式・標準形式間のデータ変換定義)作成工程における、開発効率化を図るためのGUIの一部です。

作成したコード変換定義は、変換ルール実行機能によって使用されます。

コード変換定義作成支援機能GUIの特長は以下の通りです。

機能種別

概要

初回名寄せ

個社マスタファイルアップロード

ファイル選択画面を表示し、個社マスタファイル(CSV形式)(注1)をアップロード

標準マスタ一覧情報取得

標準マスタの一覧を表示

標準マスタ取得

選択された標準マスタのIDを元に、標準マスタ情報を表示

標準マスタの絞り込み

基準日を選択し、標準マスタ側の適用開始日・適用終了日と比較し、有効となる標準マスタレコードの絞り込みを実行(注2)(注3)

名寄せ実行

指定された個社マスタ項目、標準マスタ項目を名寄せ条件として、名寄せを実行

名寄せスキップ

個社マスタ項目、標準マスタ項目を指定後、名寄せ処理をスキップして名寄せ結果画面に移行

差分名寄せ

作成済コード変換テーブルファイル取得

差分名寄せ対象となる作成済のコード変換テーブルファイルを選択

名寄せ条件ファイルアップロード

初回名寄せ時に作成した名寄せ条件ファイルをアップロードし、初回名寄せ時に使用した名寄せ条件を復元

差分個社マスタファイルアップロード

ファイル選択画面を表示し、差分個社マスタファイル(CSV形式)(注1)をアップロー

標準マスタ一覧情報取得

標準マスタの一覧を表示

標準マスタ取得

選択された標準マスタのIDを元に、標準マスタ情報を表示

標準マスタの絞り込み

基準日を選択し、標準マスタ側の適用開始日・適用終了日と比較し、有効となる標準マスタレコードの絞り込みを実行(注2)(注3)

差分名寄せ実行

指定された個社マスタ項目、標準マスタ項目、名寄せ条件ファイル、作成済のコード変換定義を使い、差分名寄せを実行しコード変換定義ファイル作成時からのマスタ更新差分の名寄せを実行

名寄せスキップ

個社マスタ項目、標準マスタ項目を指定後、差分名寄せ処理をスキップして名寄せ結果画面に移行

名寄せ結果表示

表示条件変更

  • 個社マスタおよび標準マスタ項目に対してチェックボックスによる表示項目変更

  • NextおよびPrevボタンによる表示範囲変更

  • 表示件数 (10/50/100件) 変更による表示件数変更

レコード検索

検索フォームを利用し、標準マスタからレコードを検索

名寄せ結果修正

選択したレコードに名寄せ結果を変更

コード変換定義ファイルダウンロード

名寄せ条件入力画面で選択された変換元コードと変換先コードに関する情報を名寄せ結果から抜き出し、コード変換定義ファイルとしてダウンロード

名寄せ条件ファイルダウンロード

差分名寄せで使用する名寄せ条件ファイルをダウンロード

メンテナンス

表示条件変更

  • 削除ファイル対象選択

  • NextおよびPrevボタンによる表示範囲変更

  • 表示件数 (10/50/100件) 変更による表示件数変更

ファイル削除

選択されたファイルを指定フォルダから削除

注1) CSV形式は、「1行目がヘッダ行、2行目からデータ」を満たす必要があります。

注2) 基準日のデフォルト値はGUIへのアクセス日です。この値は開発実行環境サーバのタイムゾーンに依存します。

注3) 基準日による有効レコードの絞り込みを実施する場合、標準マスタに適用開始日と適用終了日のカラムを必須カラムとして追加する必要があります。

ポイント

日時によって利用する標準マスタのレコードを切り替えたい場合、ACMS Apexの定義により実現できます。

参照

  • コード変換定義作成支援機能のGUIを利用する場合は、http://<開発実行環境サーバのIPアドレス>:80/codemapper にアクセスしてください。利用するポート番号(80)は httpd の設定で変更できます。詳細は httpd のドキュメントを参照してください。

  • 名寄せ条件入力画面、および名寄せ結果表示画面の操作手順については、本製品のDVDをマウントしてコード変換定義作成支援機能のヘルプを参照してください。ヘルプの格納先を以下に示します。
    DVDマウントポイント/DISK1/products/EDI_COOPERATION/codemapper_help/コード変換定義作成支援機能.html