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Big Data Integration ServerV1.7.0 分散処理編ユーザーズガイド

B.1 hadoop-env.sh

hadoop-env.sh ファイルに設定する環境変数について説明します。

環境変数名

説明

変更不可/任意

初期値/設定値

設定値の範囲

HADOOP_CONF_DIR

Apache Hadoopの設定ファイルを格納するディレクトリです。

本設定値の修正は不要です。

変更不可

【初期値】

なし

【設定値】

/etc/opt/FJSVbsb/bdpp/hadoop

HADOOP_OPTS

Apache Hadoop を動作させる JVM の起動オプションです。

本設定値の修正は不要です。

任意

【初期値】

なし

【設定値】

-Djava.net.preferIPv4Stack=true $HADOOP_OPTS

HADOOP_SSH_OPTS

Apache Hadoop が ssh を使用する場合に ssh に指定するオプションです。

本設定値の修正は不要です。

任意

【初期値】

なし

【設定値】

-o StrictHostKeyChecking=no -o BatchMode=yes

HADOOP_USER_CLASSPATH_FIRST

HADOOP_CLASSPATH の指定を既存の CLASSPATH の先頭に追加します。

本設定値の修正は不要です。

任意

【初期値】

なし

【設定値】

true

true: CLASSPATH の先頭に追加します。

false:CLASSPATH の末尾に追加します。

HADOOP_HOME

Apache Hadoopのインストールパスです。

本設定値の修正は不要です。

変更不可

【初期値】

なし

【設定値】

/opt/FJSVbsb/bdpp/engine/hadoop

HADOOP_PID_DIR

HDFSプロセスのプロセスIDを格納するディレクトリパスです。

本設定値の修正は不要です。

任意

【初期値】

なし

【設定値】

/var/opt/FJSVbsb/bdpp/pid/hadoop

HADOOP_LOG_DIR

HDFS デーモンプロセスのログファイル出力先ディレクトリパスです。

$USERはHDFSプロセス実行ユーザーです。

本設定値の修正は不要です。

任意

【初期値】

なし

【設定値】

/var/opt/FJSVbsb/bdpp/log/hadoop/$USER

JAVA_HOME

Apache Hadoop が利用する JVM のパスです。

任意

【初期値】

なし

【設定値】

/opt/FJSVbsb/bdpp/engine/jre

HDFS_DATANODE_OPTS

DataNode を動作させる JVM 固有の起動オプションです、

本設定値の修正は不要です。

任意

【初期値】

-Dhadoop.security.logger=ERROR,RFAS

【設定値】

-Xmx$$m -Xms$$m -Dhadoop.security.logger=ERROR,DRFAS $HDFS_DATANODE_OPTS

$$ = 次のいずれか小さい方の値

  • 512

  • 実装メモリ量(MB) - 2048(MB) ÷ 12

HDFS_NAMENODE_OPTS

NameNode を動作させる JVM 固有の起動オプションです。

本設定値の修正は不要です。

任意

【初期値】

-Dhadoop.security.logger=INFO,RFAS

【設定値】

-Xmx$$m -Xms$$m -Dhadoop.security.logger=INFO,DRFAS -Dhdfs.audit.logger=INFO,DRFAAUDIT $HDFS_NAMENODE_OPTS

$$ = 実装メモリ量(MB) - 2048(MB) ÷ 4

注意

いくつかのパラメータ(JVM 固有の起動オプション)の設定値が複数行で表示されている場合がありますが、設定値に改行が含まれる訳ではありません。