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Big Data Integration ServerV1.7.0 検索編アプリケーション開発ガイド

N.3.2 アプリケーションの形式

データ検索アプリケーションの利用形式を以下に示します。オプションの詳細は次節にて説明します。

形式

コマンド名

オプション

shunexecsearch

-h ホスト名またはIPアドレス
[ -p conductorポート番号 ]
[ -f Shunsaku File名 ]
[ -s 検索式 ]
[ -r リターン式 ]
[ -o ソート式]
[ -reply_no 取得データの位置 ]
[ -ret 取得データの最大件数 ]
[ -l ヒット件数の上限値 ]
[ -d ]

備考)[]は省略可能なオプションであることを示します。


データ検索アプリケーションを使用してデータ検索を行う場合のオプションについて以下の表に示します。


オプション詳細

オプション

設定例

説明

-h ホスト名または

IPアドレス

-h ShnSvr

Shunsakuシステムが稼働しているホスト名またはIPアドレスを指定します。

-p conductorポート番号
(注1)

-p 23101

conductorがAPIからリクエストを受け取るポート番号を指定します。

本オプションを省略した場合、デフォルトのポート番号が選択されます。

ポート番号をデフォルトから変更している場合、本オプションによる指定が必要です。

-f Shunsaku File名
(注1)

-f file1

データ検索対象となるShunsaku Fileを指定します。

本オプションを省略した場合,Shunsaku Fileがないものとして動作します。

Shunsaku Fileを利用したデータ検索を実施する場合、本オプションは必須です。

-s 検索式(注2)

-s "/document {/base/prefecture == '大阪'

AND /information/date == '2006年07月18日'}"

検索したい条件に対応する検索式を指定します。

本オプションは任意ですが、省略した場合、Shunsakuシステムへの接続確認のみ実施されます。

-r リターン式
(注2)

-r /document/base/name, /document/base/price"

検索式によって返却されるデータについて、取得したい形式を指定します。

本オプションを省略した場合、リターン式が指定されていないものとして動作します。

-o ソート式
(注2)

-o "/document/base/price/text() DESC"

検索式によって返却されるデータについて、ソートしたい条件を指定します。

本オプションを省略した場合、ソート式が指定されていないものとして動作します。

-reply_no 取得データの位置(注3)

-reply_no 2

検索条件に一致したデータについて、何件目から取得するかを指定します。

本オプションを省略した場合、デフォルトで1が指定されています。(1番目のデータから取得します。)

-ret 取得データの最大件数
(注3)

-ret 3

検索条件に一致したデータについて、取得したい最大件数を指定します。

本オプションを省略した場合、検索結果のすべてのデータを取得します。

-l ヒット件数の上限
(注4)

-l 5

検索条件にヒットするデータの上限値を設定します。本オプションで指定した値をヒット件数が超過した場合、データが返却されません。

本オプションを省略した場合、すべてのデータをソートします。

本オプションは-oオプションを指定した場合のみ指定可能です。

-d

-d

検索条件に一致したデータを出力します。

本オプションを省略した場合、データを出力しません。

注1) ポート番号、Shunsaku File名の詳細に関しては“導入・運用ガイド”の“API用動作環境ファイルの実行パラメタ”を参照してください。

注2 ) 検索式、リターン式または、ソート式の書式と定量値に関しては、“付録B 検索式、リターン式およびソート式の書式”および、“付録C 定量値”を参照してください。

注3) 取得データの位置、取得データの最大件数の詳細に関しては、“C APIリファレンス”の“ShunSearch”を参照してください

注4) ヒット件数の上限の詳細に関しては“C APIリファレンス”の“ShunSetStatementAttr”を参照してください。