データ検索アプリケーションの利用形式を以下に示します。オプションの詳細は次節にて説明します。
形式
コマンド名 | オプション |
---|---|
shunexecsearch | -h ホスト名またはIPアドレス |
備考)[]は省略可能なオプションであることを示します。
データ検索アプリケーションを使用してデータ検索を行う場合のオプションについて以下の表に示します。
オプション詳細
オプション | 設定例 | 説明 |
---|---|---|
-h ホスト名または IPアドレス | -h ShnSvr | Shunsakuシステムが稼働しているホスト名またはIPアドレスを指定します。 |
-p conductorポート番号 | -p 23101 | conductorがAPIからリクエストを受け取るポート番号を指定します。 本オプションを省略した場合、デフォルトのポート番号が選択されます。 ポート番号をデフォルトから変更している場合、本オプションによる指定が必要です。 |
-f Shunsaku File名 | -f file1 | データ検索対象となるShunsaku Fileを指定します。 本オプションを省略した場合,Shunsaku Fileがないものとして動作します。 Shunsaku Fileを利用したデータ検索を実施する場合、本オプションは必須です。 |
-s 検索式(注2) | -s "/document {/base/prefecture == '大阪' AND /information/date == '2006年07月18日'}" | 検索したい条件に対応する検索式を指定します。 本オプションは任意ですが、省略した場合、Shunsakuシステムへの接続確認のみ実施されます。 |
-r リターン式 | -r /document/base/name, /document/base/price" | 検索式によって返却されるデータについて、取得したい形式を指定します。 本オプションを省略した場合、リターン式が指定されていないものとして動作します。 |
-o ソート式 | -o "/document/base/price/text() DESC" | 検索式によって返却されるデータについて、ソートしたい条件を指定します。 本オプションを省略した場合、ソート式が指定されていないものとして動作します。 |
-reply_no 取得データの位置(注3) | -reply_no 2 | 検索条件に一致したデータについて、何件目から取得するかを指定します。 本オプションを省略した場合、デフォルトで1が指定されています。(1番目のデータから取得します。) |
-ret 取得データの最大件数 | -ret 3 | 検索条件に一致したデータについて、取得したい最大件数を指定します。 本オプションを省略した場合、検索結果のすべてのデータを取得します。 |
-l ヒット件数の上限 | -l 5 | 検索条件にヒットするデータの上限値を設定します。本オプションで指定した値をヒット件数が超過した場合、データが返却されません。 本オプションを省略した場合、すべてのデータをソートします。 本オプションは-oオプションを指定した場合のみ指定可能です。 |
-d | -d | 検索条件に一致したデータを出力します。 本オプションを省略した場合、データを出力しません。 |
注1) ポート番号、Shunsaku File名の詳細に関しては“導入・運用ガイド”の“API用動作環境ファイルの実行パラメタ”を参照してください。
注2 ) 検索式、リターン式または、ソート式の書式と定量値に関しては、“付録B 検索式、リターン式およびソート式の書式”および、“付録C 定量値”を参照してください。
注3) 取得データの位置、取得データの最大件数の詳細に関しては、“C APIリファレンス”の“ShunSearch”を参照してください
注4) ヒット件数の上限の詳細に関しては“C APIリファレンス”の“ShunSetStatementAttr”を参照してください。