要素名の最初の文字に@を使用している場合、その要素をパス式に指定しても検索できません。
注意
XML規約では、要素名の開始文字に“@”は使用できません。
例として以下の文書があるものとします。
文書A
<doc>
<employee id="0001">
tanaka
</employee>
</doc> |
文書B
<doc>
<employee>
<@id>0001 </@id>
<name>tanaka</name>
</employee>
</doc> |
例1
従業員番号(id)に“0001”というキーワードを含む文書を検索します。
/doc/employee/@id='0001'
結果:文書Aのみが返却されます。(文書Bは返却されません)
検索式に属性式を指定した場合、パス要素に指定する要素名が@から始まると、構文エラーになります。
文書A
<doc>
<@employee>
<id>0001 </id>
<name>tanaka</name>
</@employee>
</doc> |
例2
従業員番号(id)“0001”というキーワードを含む文書を検索します。
/doc/@employee/id='0001'
結果:構文エラーになります。