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Big Data Integration ServerV1.7.0 検索編導入・運用ガイド

4.2.5 directorの削除

directorを削除する場合、以下の手順で行います。

1.

Shunsakuを停止します。                    

参照

Shunsakuの停止については、“3.2.2 停止”を参照してください。


2.

システム用動作環境ファイルを編集し、配布します。
システム用動作環境ファイルの編集は、conductorを配置するディレクタサーバで行ってください。

削除する実行パラメタには以下のものがあります。


実行パラメタ名

意味

説明

Director

directorのサーバ情報

削除するdirector用のパラメタを削除します

Searcher

searcherのサーバ情報

削除するdirectorに接続しているsearcher用のパラメタを削除します

注意

システム用動作環境ファイルを全サーバの/etc/opt/FJSVbsb/shun/etc/system配下に配布してください。


3.

conductorを配置するディレクタサーバでconductor用動作環境ファイルを編集します。
編集する実行パラメタには、以下のものがあります。


実行パラメタ名

意味

説明

File

File情報

Shunsaku Fileを使用している場合、Fileからdirectorの情報を削除します。

InsertPoint

データを挿入するdirectorの情報

削除するdirectorが指定されている場合、データを挿入するdirectorを変更します。


4.

ディレクタデータファイルを削除します。
削除するdirectorが使用していたディレクタデータファイルを削除します。
director用動作環境ファイルのDataFileFolderパラメタで指定したディレクトリ配下に
存在するdirector識別子名のディレクトリ配下をすべて削除してください。


5.

オペレーションログファイルを削除します。
削除するdirectorがオペレーションログファイルを使用していた場合、それを削除します。
director用動作環境ファイルのOperationLogFolderパラメタで指定したディレクトリ配下に存在する
director識別子名のディレクトリ配下をすべて削除してください。


6.

以下のdirector用動作環境ファイルを削除します。                    

/etc/opt/FJSVbsb/shun/etc/director/削除するdirector識別子.cfg 

注意

  • ダイレクトアクセス機能を使用している場合は、ダイレクトアクセスキー定義ファイルも削除する必要があります。

  • XML検索範囲局所化機能を使用している場合は、検索条件パス指定ファイルも削除する必要があります。

  • プレソート機能を使用している場合は、プレソート定義ファイルも削除する必要があります。

7.

directorを配置するサーバの以下のファイルに指定してあるdirector用のポート番号を削除します。


/etc/services

director用ポート番号として定義してある、以下のポート番号の削除が必要となります。

8.

削除するdirectorに接続しているsearcherを削除します。
searcher数だけ繰り返します。


参照

searcherの削除については、“4.2.4 searcherの削除”を参照してください。


9.

Shunsakuを起動します。                    


参照

Shunsakuの起動については、“3.2.1 起動”を参照してください。