I.5.1 datausage

名前: /opt/FJSVbsb/bin/datausage.sh －本製品のデータ容量チェック

形式: datausage.sh {-s|-i director識別子}

機能説明: サーバ内の入力データ容量をチェックします。

引数

-s: スキーマレス加工の入力データ容量を標準出力に出力します。

-i director識別子: インメモリ検索用データのうち、指定したdirector識別子が受け持つ容量を標準出力に出力します。

必要な権限・実行環境

権限: root権限

実行環境: 単一サーバ、データ管理サーバ、およびインメモリ検索サーバ

使用例

正常終了時、以下の形式でデータ容量を標準出力に出力します。
単位は、B,KB,MB,GB,TBのどちらかを結果に応じて付加します。

例1:スキーマレス加工の入力データ容量を標準出力に出力します。

# /opt/FJSVbsb/bin/datausage.sh -s <Enter>
Schemaless: 12.3GB

例2:指定したdirector識別子が受け持つ、インメモリ検索用データの容量を標準出力に出力します。

# /opt/FJSVbsb/bin/datausage.sh -i shund1 <Enter>
In-Memory Search: 55.5KB

終了ステータス

以下の終了ステータスが返されます。

0:正常終了

0以外：異常終了

メッセージ

メッセージは、コンソールの標準出力または標準エラー出力に出力されます。

種別	メッセージ本文	対処
エラー	Invalid argument. [メッセージの意味] 引数の指定に誤りがあります。	［システムの処理］処理を中止します。［ユーザーの対処］正しい引数を指定して、再実行してください。
エラー	Failure in OS command processing.(%1) ［メッセージの意味］ OSコマンドの処理が失敗しました。［パラメーターの意味］ %1: 内部エラーメッセージ	［システムの処理］処理を中止します。［ユーザーの対処］富士通技術員に連絡をお願いします。
エラー	Director's identifier exceeds limit of 8 bytes. ［メッセージの意味］ director識別子の長さが制限値を超えています。	［システムの処理］処理を中止します。［ユーザーの対処］制限値を超えない長さのdirector識別子を指定し、再実行してください。
エラー	Invalid director identifier specified. ［メッセージの意味］指定されたdirector識別子の指定に誤りがあります。	［システムの処理］処理を中止します。［ユーザーの対処］正しいdirector識別子を指定し、再実行してください。
エラー	Failure in internal command processing.(%1) ［メッセージの意味］内部コマンドの処理が失敗しました。［パラメーターの意味］ %1: 内部エラーメッセージ	［システムの処理］処理を中止します。［ユーザーの対処］富士通技術員に連絡をお願いします。
エラー	schemaless.conf not found. ［メッセージの意味］スキーマレス加工用入力ディレクトリ設定ファイルが見つかりませんでした。	［システムの処理］処理を中止します。［ユーザーの対処］スキーマレス加工用入力ディレクトリ設定ファイルを再作成の上、コマンドを再実行してください。
エラー	Directory in schemaless.conf not found. ('%1' on line %2) ［メッセージの意味］スキーマレス加工用入力ディレクトリ設定ファイル指定のディレクトリが見つかりませんでした。［パラメーターの意味］ %1: エラーが出たディレクトリ名 %2: エラーが出た設定ファイル行番号	［システムの処理］処理を中止します。［ユーザーの対処］正しいディレクトリ名を指定して、再実行してください。
エラー	Specified value in schemaless.conf is not directory. ('%1' on line %2) ［メッセージの意味］スキーマレス加工用入力ディレクトリ設定ファイルの指定値がディレクトリではありません。［パラメーターの意味］ %1: エラーが出た指定値 %2: エラーが出た設定ファイル行番号	［システムの処理］処理を中止します。［ユーザーの対処］正しいディレクトリ名を指定して、再実行してください。
エラー	Specified value in schemaless.conf is not an absolute path. ('%1' on line %2) ［メッセージの意味］スキーマレス加工用入力ディレクトリ設定ファイルの指定値が絶対パス指定ではありません。［パラメーターの意味］ %1: エラーが出た指定値 %2: エラーが出た設定ファイル行番号	［システムの処理］処理を中止します。［ユーザーの対処］ディレクトリ名を絶対パスで指定して、再実行してください。

種別	メッセージ本文	対処
エラー	Invalid argument. [メッセージの意味] 引数の指定に誤りがあります。	［システムの処理］処理を中止します。［ユーザーの対処］正しい引数を指定して、再実行してください。
エラー	Failure in OS command processing.(%1) ［メッセージの意味］ OSコマンドの処理が失敗しました。［パラメーターの意味］ %1: 内部エラーメッセージ	［システムの処理］処理を中止します。［ユーザーの対処］富士通技術員に連絡をお願いします。
エラー	Director's identifier exceeds limit of 8 bytes. ［メッセージの意味］ director識別子の長さが制限値を超えています。	［システムの処理］処理を中止します。［ユーザーの対処］制限値を超えない長さのdirector識別子を指定し、再実行してください。
エラー	Invalid director identifier specified. ［メッセージの意味］指定されたdirector識別子の指定に誤りがあります。	［システムの処理］処理を中止します。［ユーザーの対処］正しいdirector識別子を指定し、再実行してください。
エラー	Failure in internal command processing.(%1) ［メッセージの意味］内部コマンドの処理が失敗しました。［パラメーターの意味］ %1: 内部エラーメッセージ	［システムの処理］処理を中止します。［ユーザーの対処］富士通技術員に連絡をお願いします。
エラー	schemaless.conf not found. ［メッセージの意味］スキーマレス加工用入力ディレクトリ設定ファイルが見つかりませんでした。	［システムの処理］処理を中止します。［ユーザーの対処］スキーマレス加工用入力ディレクトリ設定ファイルを再作成の上、コマンドを再実行してください。
エラー	Directory in schemaless.conf not found. ('%1' on line %2) ［メッセージの意味］スキーマレス加工用入力ディレクトリ設定ファイル指定のディレクトリが見つかりませんでした。［パラメーターの意味］ %1: エラーが出たディレクトリ名 %2: エラーが出た設定ファイル行番号	［システムの処理］処理を中止します。［ユーザーの対処］正しいディレクトリ名を指定して、再実行してください。
エラー	Specified value in schemaless.conf is not directory. ('%1' on line %2) ［メッセージの意味］スキーマレス加工用入力ディレクトリ設定ファイルの指定値がディレクトリではありません。［パラメーターの意味］ %1: エラーが出た指定値 %2: エラーが出た設定ファイル行番号	［システムの処理］処理を中止します。［ユーザーの対処］正しいディレクトリ名を指定して、再実行してください。
エラー	Specified value in schemaless.conf is not an absolute path. ('%1' on line %2) ［メッセージの意味］スキーマレス加工用入力ディレクトリ設定ファイルの指定値が絶対パス指定ではありません。［パラメーターの意味］ %1: エラーが出た指定値 %2: エラーが出た設定ファイル行番号	［システムの処理］処理を中止します。［ユーザーの対処］ディレクトリ名を絶対パスで指定して、再実行してください。