LinuxではRAMのスワップによりアプリケーションの処理が待たされることがあります。そのためスワップの発生頻度を低くするためにswappinessパラメタを設定します。Symfoware Serverではswappinessパラメタを10にすることを推奨します。
現在設定されているswappinessパラメタの値を確認するには次のコマンドを入力します。
# cat /proc/sys/vm/swappiness
一時的にswappinessパラメタの値を変更する場合は、/proc/sys/vm/swappinessに値を設定します。
# echo 10 > /proc/sys/vm/swappiness
永続的にswappinessパラメタの値を変更する場合は、/etc/sysctl.confのvm.swappinessパラメタを編集します。変更後は”sysctl -p /etc/sysctl.conf”を実行するか、システムを再起動してください。
/etc/sysctl.confファイル内のvm.swappinessパラメタの指定形式を以下に示します。
vm.swappiness=10
参照
swappinessパラメタの詳細は、システムベンダのドキュメントを参照してください。