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Symfoware Server V12.10.0 チューニングガイド

Linux4.7.3 仮想メモリのチューニング(Linuxの場合)

LinuxではRAMのスワップによりアプリケーションの処理が待たされることがあります。そのためスワップの発生頻度を低くするためにswappinessパラメタを設定します。Symfoware Serverではswappinessパラメタを10にすることを推奨します。

設定例

現在設定されているswappinessパラメタの値を確認するには次のコマンドを入力します。

# cat /proc/sys/vm/swappiness

一時的にswappinessパラメタの値を変更する場合は、/proc/sys/vm/swappinessに値を設定します。

# echo 10 > /proc/sys/vm/swappiness

永続的にswappinessパラメタの値を変更する場合は、/etc/sysctl.confのvm.swappinessパラメタを編集します。変更後は”sysctl -p /etc/sysctl.conf”を実行するか、システムを再起動してください。

/etc/sysctl.confファイル内のvm.swappinessパラメタの指定形式を以下に示します。

vm.swappiness=10

参照

swappinessパラメタの詳細は、システムベンダのドキュメントを参照してください。