SQL文のソート処理や一時作業処理で使用するメモリは、動作環境ファイルのSORT_MEM_SIZE、WORK_MEM_SIZEで指定します。SQL文の処理時に、メモリの使用量がこの値を超えたときに、動作環境ファイルWORK_PATHや環境変数RDBWPATHで指定したディレクトリに作成される作業ファイルを使用しますが、作業ファイルを大量に使用すると、性能が劣化する可能性があります。
このような場合、ソートメモリやワークメモリを増やすことで、作業ファイルの使用量を少なくし、性能を改善することができます。
ソート処理や一時作業処理で使用する作業域の使用量は、以下のように見積もります。
また、アプリケーション単位で使用するソートまたはワークの最大量は、rdbpsコマンド(sオプション指定)で知ることもできます。