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Symfoware Server V12.10.0 SQLTOOLユーザーズガイド

4.4.1 RDBシステム単位にアドバイスを取得する

RDBシステム単位にアドバイスを取得するには、システム用の動作環境ファイルに実行パラメタ“SQL_ADVISOR”を指定します。

データベース簡単運用の場合は、下記のディレクトリにアドバイスが出力されます。実行パラメタ“SQL_ADVISOR”の指定は不要です。

データ格納先ディレクトリ\RDBシステム名\USR\MSG

また、出力ファイル名は以下のとおりです。ファイルは、満杯を契機に循環利用されます。

RDBシステム名_advice.log:

カレントのSQLアドバイザ出力ファイル

RDBシステム名_advice.old:

1世代前のSQLアドバイザ出力ファイル

参照

データ格納先ディレクトリについては、“データベース簡単運用ガイド”を参照してください。

実行パラメタ“SQL_ADVISOR”について説明します。

SQL_ADVISOR

【指定形式】

SQL_ADVISOR = ({ON | OFF},ディレクトリ名[,サイズ])

【実行パラメタの意味】

SQL文に対するアドバイスを出力するかどうかを指定します。省略した場合は、“OFF”が指定されたものとみなします。アドバイスは、コンパイルしたときに出力します。アドバイスのないSQL文については情報を出力しません。SQL文が32キロバイトを超える場合、先頭から32キロバイト分だけを出力します。

【パラメタの意味】
ON:

SQLアドバイザを利用する場合に指定します。

OFF:

SQLアドバイザを利用しない場合に指定します。

ディレクトリ名:

SQL文に対するアドバイスを専用のファイルに蓄積する場合に、ファイルの配置先ディレクトリを絶対パス名で記述します。
Symfoware/RDBは、このディレクトリに以下のファイルを作成し、満杯を契機に循環利用します。

RDBシステム名_advice.log:

カレントのSQLアドバイザ出力ファイル

RDBシステム名_advice.old:

1世代前のSQLアドバイザ出力ファイル

ただし、RDBシステム名をつけない運用の場合は、以下のファイルを作成します。

advice.log:

カレントのSQLアドバイザ出力ファイル

advice.old:

1世代前のSQLアドバイザ出力ファイル

サイズ:

SQLアドバイザ出力ファイルの大きさを、64~65536の範囲で指定します。単位はキロバイトです。省略した場合は、1024が指定されたものとみなします。