RDBシステム単位にアドバイスを取得するには、システム用の動作環境ファイルに実行パラメタ“SQL_ADVISOR”を指定します。
データベース簡単運用の場合は、下記のディレクトリにアドバイスが出力されます。実行パラメタ“SQL_ADVISOR”の指定は不要です。
データ格納先ディレクトリ\RDBシステム名\USR\MSG
また、出力ファイル名は以下のとおりです。ファイルは、満杯を契機に循環利用されます。
カレントのSQLアドバイザ出力ファイル
1世代前のSQLアドバイザ出力ファイル
参照
データ格納先ディレクトリについては、“データベース簡単運用ガイド”を参照してください。
実行パラメタ“SQL_ADVISOR”について説明します。
SQL_ADVISOR = ({ON | OFF},ディレクトリ名[,サイズ])
SQL文に対するアドバイスを出力するかどうかを指定します。省略した場合は、“OFF”が指定されたものとみなします。アドバイスは、コンパイルしたときに出力します。アドバイスのないSQL文については情報を出力しません。SQL文が32キロバイトを超える場合、先頭から32キロバイト分だけを出力します。
SQLアドバイザを利用する場合に指定します。
SQLアドバイザを利用しない場合に指定します。
SQL文に対するアドバイスを専用のファイルに蓄積する場合に、ファイルの配置先ディレクトリを絶対パス名で記述します。
Symfoware/RDBは、このディレクトリに以下のファイルを作成し、満杯を契機に循環利用します。
カレントのSQLアドバイザ出力ファイル
1世代前のSQLアドバイザ出力ファイル
ただし、RDBシステム名をつけない運用の場合は、以下のファイルを作成します。
カレントのSQLアドバイザ出力ファイル
1世代前のSQLアドバイザ出力ファイル
SQLアドバイザ出力ファイルの大きさを、64~65536の範囲で指定します。単位はキロバイトです。省略した場合は、1024が指定されたものとみなします。