アクセスプランを参照することにより、Symfoware/RDBがどのようにデータベースにアクセスしているかを知ることができます。また、アクセスモデルから、Symfoware/RDBが持つアクセスシーケンスと特性を知ることができます。これにより、アプリケーションの開発者は、データベースの設計どおりにSQL文が動作しているかどうかを検証することができます。データベースの設計どおりにSQL文が動作していない場合は、データベースやSQL文のチューニングを行うことが必要となります。
データベースのチューニングは、以下の作業のときに行います。
データベース構築時
アプリケーション開発時
性能検証チューニング時
業務への機能追加時
業務を開始する前に適切なデータベースアクセスチューニングを実施しておけば、業務開始後に発生する性能トラブルを未然に防ぐことができます。適切にチューニングされたデータベースは、業務開始後にデータ量の増減があっても、最適化情報の更新(rdbupsコマンド)を実施する必要がなくなります。