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Linkexpress Replication optionV5.0L27 導入運用ガイド

H.3.1 環境変数設定ファイル

環境変数設定ファイルに指定するパラメタについて説明します。

パラメタ値

設定内容

指定範囲

WORKPATH(注9)

作業ディレクトリの絶対パス名

-

RDBNAME (注1)

RDBシステム名

-

RLPNAME_LIST(注9)

RLP名の一覧をスペース区切りで指定

指定例:
(“RLP名1” “RLP名2” “RLP名3”)

DRREP_DEFFILE_LIST(注9)

DRレプリケーション定義ファイルの絶対パス名(注10)と該当のRLP名をカンマ区切りで指定

指定例:
(“DRレプリケーション定義ファイルのパス名,RLP名”)

パス名:255バイト以下

DSI_BK_DEV (注9)

DSI退避先のデバイス名 (注2)

120バイト以下

DIC_BK_DEV (注9)

RDBディクショナリ退避先のデバイス名 (注2)

120バイト以下

ARC_BK_DEV (注9)

アーカイブログ退避先のデバイス名 (注2)

120バイト以下

DBSPACE_LIST (注9)

全てのデータベーススペース名を記載したファイルの絶対パス名

-

DSI_LIST (注9)

全ての表のDSI名を記載したファイルの絶対パス名

-

RDBDIR_LIST (注3)

ユーザロググループ用のRDBディレクトリファイルの絶対パス名と該当のロググループ名をカンマ区切りで指定

指定例:
(“RDBディレクトリファイルのパス名,ロググループ名”)

パス名:255バイト以下

ADT_ELEMENT_NUM (注4)

監査ログデータベースとして作成するエレメント数

1024以下 (注6)

ADT_ELEMENT_SIZE (注4)

監査ログデータベースとして作成するエレメントサイズ (単位“M”付加)

100以上2097150以下 (注6)

ADTDB_RAW_DEV (注5)

監査ログデータベースの作成先のローデバイス名を指定

-

ADTDB_FILE_PATH (注5)

監査ログデータベースの作成先のファイル名を絶対パス名で指定

255バイト以下

RCV_P_NAME (注9)

リカバリポイント名 (例:DR_RCV_POINT)

-

AUDIT_SESSION_SUCCESS (注7)

(注8)

AUDIT_SESSION_FAIL (注7)

(注8)

AUDIT_ACCESS_SUCCESS (注7)

(注8)

AUDIT_ACCESS_FAIL (注7)

(注8)

AUDIT_SQL (注7)

(注8)

AUDIT_SQLBIND (注7)

(注8)

AUDIT_MANAGE (注7)

(注8)

AUDIT_ERROR (注7)

(注8)

AUDIT (注7)

(注8)

AUDIT_LOG_FULL (注7)

(注8)

注1) マルチRDB運用の場合、省略することはできません。

注2) バックアップに必要な容量を見積もってください。

注3)スケーラブルディレクトリ運用を行っている場合、省略することはできません。複数のユーザロググループが存在する場合は、複数定義してください。

注4) 監査ログデータベースの運用を行っている場合、省略することはできません。

注5) 監査ログデータベースの運用を行っている場合は、ADTDB_RAW_DEVまたはADTDB_FILE_PATHのどちらかを指定します。

注6) “エレメント数”דエレメントサイズ”が2097150メガバイト以下になるように、エレメントサイズまたはエレメント数を設定してください。

注7) スケーラブルディレクトリ運用を行っている場合、指定することができます。指定しない場合は、SET SYSTEM PARAMETER文を実行しません。

注8) SET SYSTEM PARAMETER文の詳細は、“Symfoware Server SQLリファレンス”を参照してください。

注9) 本パラメタは、省略することはできません。

注10) DRレプリケーション定義ファイル内の定義のうち、RLPDEFパラメタおよびMAPFILEパラメタの設定値を使用します。なお、複写元システムではMAPFILEパラメタに指定したファイルに資源識別子を抽出し、複写先システムではMAPFILEパラメタに指定したファイルから資源識別子を登録しますので、RLPごとに異なるファイル名をMAPFILEパラメタに指定してください。

[指定例]

環境変数設定ファイルの設定例を以下に示します。

WORKPATH=/work
RDBNAME=rdbsys1;export RDBNAME

RLPNAME_LIST=("RLP01" "RLP02")
DRREP_DEFFILE_LIST+=("/DRREP/DRREP_RLP01.def,RLP01")
DRREP_DEFFILE_LIST+=("/DRREP/DRREP_RLP02.def,RLP02")
#: (RLPの数だけRDBDIR_LISTを”+=”で追加)

DSI_BK_DEV=/backup/dsi
DIC_BK_DEV=/backup/rdb
ARC_BK_DEV=/backup/arclog

DBSPACE_LIST=/DRREP/dbspace.list
DSI_LIST=/DRREP/dsi.list
RDBDIR_LIST+=("/home/grp1/DIR_FILE_G1,grp1")
RDBDIR_LIST+=("/home/grp2/DIR_FILE_G2,grp2")
#: (ユーザロググループの数だけRDBDIR_LISTを”+=”で追加)
#
# Set Audit Log
#
ADT_ELEMENT_NUM=3
ADT_ELEMENT_SIZE=200M
ADTDB_RAW_DEV=/dev_symfoware/raw43
ADTDB_FILE_PATH=/rdbsys1/adtlog/audit_file001

# SYSTEM PARAMTER
AUDIT_SESSION_SUCCESS=""
AUDIT_SESSION_FAIL=""
AUDIT_ACCESS_SUCCESS=""
AUDIT_ACCESS_FAIL=""
AUDIT_SQL=""
AUDIT_SQLBIND=""
AUDIT_MANAGE=""
AUDIT_ERROR=""
AUDIT=""
AUDIT_LOG_FULL=""

#
# No touch
#
RCV_P_NAME="DR_RCV_POINT"