環境変数設定ファイルに指定するパラメタについて説明します。
パラメタ値 | 設定内容 | 指定範囲 |
---|---|---|
WORKPATH(注9) | 作業ディレクトリの絶対パス名 | - |
RDBNAME (注1) | RDBシステム名 | - |
RLPNAME_LIST(注9) | RLP名の一覧をスペース区切りで指定 指定例: | |
DRREP_DEFFILE_LIST(注9) | DRレプリケーション定義ファイルの絶対パス名(注10)と該当のRLP名をカンマ区切りで指定 指定例: | パス名:255バイト以下 |
DSI_BK_DEV (注9) | DSI退避先のデバイス名 (注2) | 120バイト以下 |
DIC_BK_DEV (注9) | RDBディクショナリ退避先のデバイス名 (注2) | 120バイト以下 |
ARC_BK_DEV (注9) | アーカイブログ退避先のデバイス名 (注2) | 120バイト以下 |
DBSPACE_LIST (注9) | 全てのデータベーススペース名を記載したファイルの絶対パス名 | - |
DSI_LIST (注9) | 全ての表のDSI名を記載したファイルの絶対パス名 | - |
RDBDIR_LIST (注3) | ユーザロググループ用のRDBディレクトリファイルの絶対パス名と該当のロググループ名をカンマ区切りで指定 指定例: | パス名:255バイト以下 |
ADT_ELEMENT_NUM (注4) | 監査ログデータベースとして作成するエレメント数 | 1024以下 (注6) |
ADT_ELEMENT_SIZE (注4) | 監査ログデータベースとして作成するエレメントサイズ (単位“M”付加) | 100以上2097150以下 (注6) |
ADTDB_RAW_DEV (注5) | 監査ログデータベースの作成先のローデバイス名を指定 | - |
ADTDB_FILE_PATH (注5) | 監査ログデータベースの作成先のファイル名を絶対パス名で指定 | 255バイト以下 |
RCV_P_NAME (注9) | リカバリポイント名 (例:DR_RCV_POINT) | - |
AUDIT_SESSION_SUCCESS (注7) | (注8) | |
AUDIT_SESSION_FAIL (注7) | (注8) | |
AUDIT_ACCESS_SUCCESS (注7) | (注8) | |
AUDIT_ACCESS_FAIL (注7) | (注8) | |
AUDIT_SQL (注7) | (注8) | |
AUDIT_SQLBIND (注7) | (注8) | |
AUDIT_MANAGE (注7) | (注8) | |
AUDIT_ERROR (注7) | (注8) | |
AUDIT (注7) | (注8) | |
AUDIT_LOG_FULL (注7) | (注8) |
注1) マルチRDB運用の場合、省略することはできません。
注2) バックアップに必要な容量を見積もってください。
注3)スケーラブルディレクトリ運用を行っている場合、省略することはできません。複数のユーザロググループが存在する場合は、複数定義してください。
注4) 監査ログデータベースの運用を行っている場合、省略することはできません。
注5) 監査ログデータベースの運用を行っている場合は、ADTDB_RAW_DEVまたはADTDB_FILE_PATHのどちらかを指定します。
注6) “エレメント数”דエレメントサイズ”が2097150メガバイト以下になるように、エレメントサイズまたはエレメント数を設定してください。
注7) スケーラブルディレクトリ運用を行っている場合、指定することができます。指定しない場合は、SET SYSTEM PARAMETER文を実行しません。
注8) SET SYSTEM PARAMETER文の詳細は、“Symfoware Server SQLリファレンス”を参照してください。
注9) 本パラメタは、省略することはできません。
注10) DRレプリケーション定義ファイル内の定義のうち、RLPDEFパラメタおよびMAPFILEパラメタの設定値を使用します。なお、複写元システムではMAPFILEパラメタに指定したファイルに資源識別子を抽出し、複写先システムではMAPFILEパラメタに指定したファイルから資源識別子を登録しますので、RLPごとに異なるファイル名をMAPFILEパラメタに指定してください。
[指定例]
環境変数設定ファイルの設定例を以下に示します。
WORKPATH=/work RDBNAME=rdbsys1;export RDBNAME RLPNAME_LIST=("RLP01" "RLP02") DRREP_DEFFILE_LIST+=("/DRREP/DRREP_RLP01.def,RLP01") DRREP_DEFFILE_LIST+=("/DRREP/DRREP_RLP02.def,RLP02") #: (RLPの数だけRDBDIR_LISTを”+=”で追加) DSI_BK_DEV=/backup/dsi DIC_BK_DEV=/backup/rdb ARC_BK_DEV=/backup/arclog DBSPACE_LIST=/DRREP/dbspace.list DSI_LIST=/DRREP/dsi.list RDBDIR_LIST+=("/home/grp1/DIR_FILE_G1,grp1") RDBDIR_LIST+=("/home/grp2/DIR_FILE_G2,grp2") #: (ユーザロググループの数だけRDBDIR_LISTを”+=”で追加) # # Set Audit Log # ADT_ELEMENT_NUM=3 ADT_ELEMENT_SIZE=200M ADTDB_RAW_DEV=/dev_symfoware/raw43 ADTDB_FILE_PATH=/rdbsys1/adtlog/audit_file001 # SYSTEM PARAMTER AUDIT_SESSION_SUCCESS="" AUDIT_SESSION_FAIL="" AUDIT_ACCESS_SUCCESS="" AUDIT_ACCESS_FAIL="" AUDIT_SQL="" AUDIT_SQLBIND="" AUDIT_MANAGE="" AUDIT_ERROR="" AUDIT="" AUDIT_LOG_FULL="" # # No touch # RCV_P_NAME="DR_RCV_POINT"