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Linkexpress Replication optionV5.0L27 解説書

2.7.1 レプリケーション業務の各処理

レプリケーション業務は、以下の処理を組み合わせて定義します。

処理の種類

説明

抽出処理

データベース抽出コマンドを実行し、複写元データベースからデータを抽出します。
Linkexpressの以下のどちらかのイベントで定義します。

自側ジョブ起動イベント

相手側ジョブ起動イベント

データ送信

抽出したデータを複写先システムに送ります。
Linkexpressの以下のイベントで定義します。

ファイル送信イベント

データ受信

抽出したデータを複写先システムが受け取ります。
Linkexpressの以下のイベントで定義します。

ファイル受信イベント

格納処理

データベース格納コマンドを実行し、データを複写先データベースに格納します。
Linkexpressの以下のどちらかのイベントで定義します。

自側ジョブ起動イベント

相手側ジョブ起動イベント

Linkexpress for Windows NT V1.1L20以降、Solaris版Linkexpress 1.1以降およびLinux版Linkexpress V3.0L20以降では、表単位のレプリケーションの場合は、以下のどちらかのイベントで定義することもできます。

自側DB格納イベント

相手側DB格納イベント

確定処理

複写元サーバで業務確定コマンドを実行し、レプリケーション業務が正常に終了したことを宣言します。
確定処理を行うと、抽出処理で出力した“抽出データ格納ファイル”が削除されます。確定処理を行わないと、同一の抽出定義に対する全複写はできません。
Linkexpressの以下のどちらかのイベントで定義します。

自側ジョブ起動イベント

相手側ジョブ起動イベント

備考:表中のアイコンは、Linkexpressクライアントの業務定義ウインドウで指定するアイコンです。

参照

  • Linkexpressの各イベントについては、“Linkexpress 運用ガイド”を参照してください。

  • データベース抽出コマンドと業務確定コマンドについては、“コマンドリファレンス”を参照してください。

  • データベース格納コマンドについては、“Linkexpress コマンドリファレンス”を参照してください。