レプリケーション業務は、以下の処理を組み合わせて定義します。
処理の種類 | 説明 |
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抽出処理 | データベース抽出コマンドを実行し、複写元データベースからデータを抽出します。 Linkexpressの以下のどちらかのイベントで定義します。 自側ジョブ起動イベント
相手側ジョブ起動イベント
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データ送信 | 抽出したデータを複写先システムに送ります。 Linkexpressの以下のイベントで定義します。 ファイル送信イベント
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データ受信 | 抽出したデータを複写先システムが受け取ります。 Linkexpressの以下のイベントで定義します。 ファイル受信イベント
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格納処理 | データベース格納コマンドを実行し、データを複写先データベースに格納します。 Linkexpressの以下のどちらかのイベントで定義します。 自側ジョブ起動イベント
相手側ジョブ起動イベント
Linkexpress for Windows NT V1.1L20以降、Solaris版Linkexpress 1.1以降およびLinux版Linkexpress V3.0L20以降では、表単位のレプリケーションの場合は、以下のどちらかのイベントで定義することもできます。 自側DB格納イベント
相手側DB格納イベント
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確定処理 | 複写元サーバで業務確定コマンドを実行し、レプリケーション業務が正常に終了したことを宣言します。 確定処理を行うと、抽出処理で出力した“抽出データ格納ファイル”が削除されます。確定処理を行わないと、同一の抽出定義に対する全複写はできません。 Linkexpressの以下のどちらかのイベントで定義します。 自側ジョブ起動イベント
相手側ジョブ起動イベント
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備考:表中のアイコンは、Linkexpressクライアントの業務定義ウインドウで指定するアイコンです。
参照
Linkexpressの各イベントについては、“Linkexpress 運用ガイド”を参照してください。
データベース抽出コマンドと業務確定コマンドについては、“コマンドリファレンス”を参照してください。
データベース格納コマンドについては、“Linkexpress コマンドリファレンス”を参照してください。