パフォーマンスに関する新機能を説明します。
高速データロード機能
Global Meta Cache機能
Local Meta Cache制限機能
VACUUM/TRUNCATEの機能改善
高速データロード機能は、COPY FROMコマンドを複数の並列ワーカで並列実行します。これにより、外部ファイルのデータをSymfoware Serverのテーブルに高速にロードすることができます。
参照
詳細は、“FUJITSU Enterprise Postgres 運用ガイド”の“高速データロード機能”を参照してください。
Symfoware Server V12.4.0以前ではシステムカタログとテーブル定義の情報をプロセスごとのメモリにキャッシュしていました。Global Meta Cache機能を使用することで、これらの情報の一部を共有メモリ上にキャッシュできます。これにより、システム全体のメモリ使用量の削減につながります。
参照
詳細は、“FUJITSU Enterprise Postgres 解説書”の“Global Meta Cache機能によるメモリ使用量削減”を参照してください。
ローカルメモリに保持するメタキャッシュを制限することで、メモリの消費量を削減します。
参照
詳細は、“FUJITSU Enterprise Postgres 解説書”の“Local Meta Cache制限機能によるメモリ使用量削減”を参照してください。
トランザクション終了時にVACUUM/TRUNCATEが空のページとリレーションインデックスを切り捨てる場合、あるいはリレーションが切り詰められる場合、以下を行うことで処理時間を改善しました。
リレーションバッファを削除するときのスキャンループの数を削減
共有バッファのスキャン回数を削減
これにより、共有バッファのサイズに依存せずにWAL適用時間を短縮することができます。