依頼中のジョブがグローバルサーバで実行中の時に、グローバルサーバがシステムダウンした場合のシステムの処理およびユーザの対処について説明します。
システム側の処理
Systemwalker Operation Manager GEEのジョブの標準出力/エラー出力にエラーメッセージが出力され、ジョブネットは異常終了します。
ユーザの対処
グローバルサーバを再起動します。
実行中であったジョブは、再起動時に異常終了扱いとなってしまうため、再度ジョブの実行依頼をします。なお、再起動後に、ジョブが異常終了扱いにならない場合は、以下の手順で対処をしてください。
実行中のままになっているジョブをOperation Managerクライアントから確認します。
Systemwalker Operation Managerのジョブスケジューラの該当ジョブネットを選択し、ジョブネットの監視画面などで、実行中のままとなっているジョブのジョブ名(または業務ID)、実行ホストなどを確認します。
ホストのジョブ名:“GSJOB001”
実行ホスト名 :“GSHOST”
Operation Managerサーバ側で実行ジョブの管理ファイルを確認します。
スーパーユーザ権限で、“/var/opt/FJSVsjblk”配下のファイルの有無と内容を確認します。
Operation Managerサーバ側でpsコマンドを入力し、ジョブの実行コマンドのプロセス状態を確認します。
手順1~3の結果でジョブ名とホスト名が一致するかを確認し、一致した場合は、killコマンドで対象ジョブを停止させます。