新パッケージにおいても、これまでの旧パッケージの機能はすべて利用可能ですが、引数などの定義の違いから、各機能を実行する際の呼出し方法などを変更する必要があります。以下は各機能に対する変更点の概要です。なお、名称はすべて同じです。
機能 | 旧パッケージ | 新パッケージ | 引数の数 | その他の注意点 |
---|---|---|---|---|
BIND_VARIABLE | 関数 | プロシージャ | 異なる | |
CLOSE_CURSOR | 関数 | プロシージャ | 同じ | |
COLUMN_VALUE | 関数 | プロシージャ | 同じ | 列の選択方法に注意が必要 |
DEFINE_COLUMN | 関数 | プロシージャ | 同じ | |
EXECUTE | 関数 | 関数 | 同じ | |
FETCH_ROWS | 関数 | 関数 | 同じ | |
OPEN_CURSOR | 関数 | 関数 | 異なる | |
PARSE | 関数 | プロシージャ | 異なる |
上記の違いにより、旧パッケージからの移行では主に以下の対応が必要です。詳細は各機能の修正方法を参照してください。
種別の違い
新しい呼出し方法がプロシージャの場合、以下の変更が必要になります。
旧パッケージでの呼出し方法 | 新パッケージでの呼出し方法 |
---|---|
perform 関数名 例: perform BIND_VARIABLE | Call プロシージャ名 例: Call BIND_VARIABLE |
また、プロシージャと関数の両方を提供している機能で関数を利用したい場合には、関数名の変更が必要です。
旧パッケージでの呼出し方法 | 新パッケージでの呼出し方法 |
---|---|
perform 関数名 例: perform BIND_VARIABLE | perform プロシージャ名_f 例: perform BIND_VARIABLE_f |
引数の違い
旧パッケージでのみ指定できる省略可能な引数があります。省略している場合は対応の必要はありません。設定している場合は、引数の削除や、その引数に対する代替の処理の追加が必要となります。