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Enterprise Postgres 17 SP1 アプリケーション開発ガイド

4.2.2 .NET Data Provider タイププラグインのセットアップ

Fujitsu Enterprise Postgresの.NET Data Providerには、より多くのデータ型マッピングをサポートする4つのタイププラグインが同梱されています(例えば、Npgsql.NodaTimeによる日付時刻サポート)。タイププラグインは、NpgsqlがPostgreSQLの値をCLRの型にマッピングする方法を変更します。

タイププラグインはローカルのNuGetパッケージとしてインストール可能です。以下の4つのパッケージをインストールできます。“<x>”は製品のバージョンを示します。

注) 空間型プラグインでは、サーバにPostGIS拡張がインストールされている必要があります。

また、各プラグインについては、“タイププラグインについて”および“各タイププラグインに関する注意事項”を参照してください。


タイププラグインのインストールは、以下の手順で行います。

NuGetパッケージの格納場所

タイププラグインのNuGetパッケージは、以下に格納されています。“<x>”は製品のバージョンを示します。

  • LinuxLinuxの場合

    <Fujitsu Enterprise Postgresクライアント機能のインストールディレクトリ>/DOTNET/Npgsql.*.<x>.0.0.nupkg
  • WindowsWindows(R)の場合

    <Fujitsu Enterprise Postgresクライアント機能のインストールディレクトリ>\DOTNET\Npgsql.*.<x>.0.0.nupkg
ローカルパッケージソースの追加

NuGetローカルパッケージソースが存在しない場合は、追加します。

  • LinuxLinuxの場合

    上記のNugetパッケージ格納場所をローカルパッケージソースとして追加します。

    dotnet nuget add source <Fujitsu Enterprise Postgresクライアント機能のインストールディレクトリ>/DOTNET -n <ソース名>
  • WindowsWindows(R)の場合

    1. Visual Studioを起動し、[ツール] - [オプション] - [NuGet パッケージ マネージャー]をクリックし、[パッケージ ソース]を選択します。

    2. 右上隅の[+]ボタンをクリックし、[名前]フィールドに“ローカル パッケージ ソース”を入力します。

    3. [...]ボタンをクリックし、上のフォルダを検索します。このフォルダを選択し、[OK]ボタンをクリックします。

NuGetパッケージのインストール

ローカルのパッケージソースからNuGetパッケージをインストールします。

  • LinuxLinuxの場合

    プロジェクトファイルにパッケージ参照を追加します(例:Npgsql.NodaTime)。

    dotnet add <プロジェクトファイルのパス> package Npgsql.NodaTime
  • WindowsWindows(R)の場合

    1. Visual Studioを起動し、[ツール] - [NuGet パッケージ マネージャー] - [ソリューションの NuGet パッケージの管理]をクリックします。

    2. 右上隅にある[パッケージ ソース]から“ローカルパッケージソース”を選択します。

    3. ローカルパッケージソースを設定すると、このローカルロケーションにある利用可能なすべてのNuGetパッケージが表示されます。インストールするプラグイン(例:Npgsql.NodaTime)を選択し、このパッケージをインストールするプロジェクトを選択します。

    4. [インストール]をクリックします。