LinuxプラットフォームでODBCドライバを使用する場合、以下の手順でODBCドライバを登録してください。
ODBCドライバマネージャ(unixODBC)のインストール
ODBCドライバの登録
ODBCドライバマネージャ(unixODBC)のodbcinst.iniファイルを編集します。
参考
[odbcinst.iniファイルの格納先]
<unixODBCインストールディレクトリ>/etc/odbcinst.ini
以下の内容を設定してください。
定義名 | 意味 | 設定値 |
---|---|---|
[ドライバ名] | ODBCドライバの名前 | ODBCドライバの名前を設定します。 アプリケーションの種類に応じて、以下の2つの文字列を選択し、これらを空白なしで連結した文字列を“[ ]”で囲んで設定してください。
例: アプリケーションが使用する符号化方式がUnicodeの場合 “[Fujitsu Enterprise Postgres<Fujitsu Enterprise Postgres クライアント機能のバージョン>x64unicode]” |
Description | ODBCドライバの説明 | カレントのデータソースの補足の説明を指定します。任意の説明を設定してください。 |
Driver64 | ODBCドライバのパス(64ビット) | ODBCドライバ(64ビット)のパスを設定します。
|
FileUsage | データソースファイルの使用方法 | 1を指定してください。 |
Threading | コネクションプーリングのアトミック性の確保レベル | 2を指定してください。 |
例
例内の“<x>”は、製品のバージョンを示します。
[Fujitsu Enterprise Postgres<x>x64unicode] Description = Fujitsu Enterprise Postgres <x> x64 unicode driver Driver64 = /opt/fsepv<x>client64/odbc/lib/psqlodbcw.so FileUsage = 1 Threading = 2