以下の手順でアンインストールしてください。
エラーメッセージなどサイレント形式でのアンインストールの詳細については、Fujitsu Enterprise Postgresの製品サイトの技術情報を参照してください。
1. 運用情報の削除
OSや他のミドルウェア製品などにFujitsu Enterprise Postgresの運用情報が登録されている場合には、それらの情報を削除する必要があります。削除が必要なケースは以下のとおりです。
PRIMECLUSTERと連携したフェイルオーバ運用によるクラスタシステムの場合、クラスタアプリケーションを停止し、クラスタアプリケーションおよびFujitsu Enterprise Postgresのリソースを削除してください。作業の詳細は、“クラスタ運用ガイド(PRIMECLUSTER編)”および“PRIMECLUSTER 導入運用手引書”を参照してください。
インスタンスの自動起動・停止を設定している場合は、以下のコマンドを実行して無効化した後、登録を解除してください。
systemctl disable <自動起動停止を行うunitファイル名> rm /usr/lib/systemd/system/<自動起動停止を行うunitファイル名>
# systemctl disable fsepsvoi_inst1.service # rm /usr/lib/systemd/system/fsepsvoi_inst1.service
2. アプリケーションおよびプログラムの停止
アンインストールを開始する前に以下を停止してください。
製品を利用するアプリケーション
Connection Manager
インスタンス
[インスタンス]タブで停止するインスタンスを選択し、をクリックします。
pg_ctlコマンドのstopモードを実行します。
$ /opt/fsepv<x>server64/bin/pg_ctl stop -D /database/inst1
WebAdminのWebサーバ機能
WebAdminStopコマンドを実行し、WebAdminのWebサーバ機能を停止します。
WebAdminが/opt/fsepv<x>webadminにインストールされている場合
# cd /opt/fsepv<x>webadmin/sbin
# ./WebAdminStop
/opt/fsepv<x>server64はインストールディレクトリ名です。
Mirroring Controller
mc_ctlコマンドのstopモードを実行し、Mirroring Controllerを停止します。
$ mc_ctl stop -M /mcdir/inst1
pgBadger
Pgpool-II
pgBackRest
3. アンインストールの実行
以下のコマンドを実行します。
アンインストール後、インストール先のディレクトリが残る場合があります。不要な場合は削除してください。
# /opt/fsepv<x>server64/setup/suninst.sh
/opt/fsepv<x>server64/setupは、サーバ製品をインストールしたインストールディレクトリ名です。
# /opt/fsepv<x>webadmin/setup/suninst.sh
/opt/fsepv<x>webadmin/setupは、WebAdminをインストールしたインストールディレクトリ名です。
# /opt/fsepv<x>pgpool-II/setup/suninst.sh
/opt/fsepv<x>pgpool-II/setupは、Pgpool-IIをインストールしたインストールディレクトリ名です。
# /opt/fsepv<x>pgbackrest/setup/suninst.sh
/opt/fsepv<x>pgbackrest/setupは、pgBackRestをインストールしたインストールディレクトリ名です。