Fujitsu Enterprise Postgresをアンインストールする前に、以下を実施してください。
インストールディレクトリにユーザーファイルを配置している場合
アンインストールを実施するとインストールディレクトリ配下のすべてのファイルおよびディレクトリが削除されます。必要に応じてアンインストール前に退避してください。
SLESの場合
SLESの場合、アンインストールする前に、JRE 8がインストールされていることを確認し、JAVA_HOME環境変数をエクスポートしてください。
#export JAVA_HOME="<JRE 8インストールディレクトリ>"
WebAdminで運用を実施している場合
アンインストール後に再度インストールして、作成済みのインスタンスを再度使用してWebAdminから管理する場合には、アンインストール前にWebAdminのインスタンス管理情報が入った以下のファイルをバックアップし、インストール後にバックアップしたファイルを元の場所に戻してください。
バックアップは以下の手順で行ってください。
WebAdminサーバを停止します。
詳細は、“B.1.4 WebAdminのWebサーバ機能の停止”を参照してください。
以下のディレクトリをバックアップします。
インストールディレクトリ/data/fepwa
WebAdminでHTTPSまたはHTTPSクライアント認証を使用している場合
「keystore」ディレクトリにあるすべての証明書は、WebAdminのアンインストール時に削除されます。必要に応じて、これらの証明書と設定ファイルを事前にバックアップしてください。
webAdminInstallDir/tomcat/keystore webAdminInstallDir/tomcat/conf/server.xml
それぞれバックアップする理由は、keystoreには証明書が含まれているためであり、server.xmlには、keystorePass属性、keyAlias属性、truststorePass属性の情報が含まれているためです。