必須パッケージについて説明します。
RHEL8での運用には、以下の表に示すパッケージが必要です。
パッケージ名 | 備考 |
---|---|
alsa-lib |
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audit-libs |
|
bzip2-libs | pgBackRestを使用する場合に必要です。 |
cyrus-sasl-lib |
|
gdb | FJQSSを実行するために必要です。 |
pcp-system-tools | 並列検索を使用する場合に必要です。 |
glibc |
|
glibc.i686 |
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iputils | Mirroring Controllerを利用する場合に必要です。 |
libnsl2 |
|
libicu | 照合サポートを提供します。 |
libgcc |
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libmemcached | Pgpool-IIを使用する場合に必要です。 |
libselinux | sepgsqlに必要です。 |
libstdc++ |
|
libtool-ltdl | ODBCドライバを使用する場合に必要です。 |
libzstd |
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llvm | 実行時コンパイル(just-in-time compilation)を使用してSQLを実行するためにllvmのバージョン18.0.x、17.0.x、16.0.x、15.0.x、14.0.x、13.0.xのいずれかが必要です。 libLLVM-18.so、libLLVM-17.so、llibLLVM-16.so、llibLLVM-15.so、llibLLVM-14.so、libLLVM-13.soのいずれかを含むパッケージをインストールしてください。 例えば、Application Streamsで公開されている“llvm-libs”のバージョン17.0.xには、libLLVM-17.soが含まれています。 デフォルトでは、バージョン17.0.xを使用します。 バージョン17.0.x以外のバージョンを使用する場合には、postgresql.confのjit_providerパラメータに、利用するバージョンを指定してください。 例えば、バージョン16.0.xを使用する場合には、llvmjit-vsn16と指定してください。Fujitsu Enterprise Postgresでは、デフォルトで実行時コンパイルを使用する設定になっています。実行時コンパイルを使用しない場合は、postgresql.confのjitパラメータをoffにしてください。jitパラメータをoffにした場合はllvmのインストールは不要です。 jitパラメータがonの場合にllvmがインストールされていないと、SQL実行時にエラーとなることがあります。実行時コンパイルの詳細は、“PostgreSQL Documentation”の“Just-in-Time Compilation(JIT)”を参照してください。 |
libcgroup-tools | 並列検索を使用する場合に必要です。 |
lz4-libs |
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ncurses-libs |
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net-tools |
|
nss-softokn-freebl |
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pam | PAM認証を使用する場合に必要です。 |
perl-libs | PL/Perlを使用する場合に必要です。 |
protobuf-c | 鍵管理システムをキーストアとして使用する場合の透過的データ暗号化機能を使用する場合に必要です。 |
python3.11 | テキストの意味検索と自動的なベクトル変換機能を使用する場合に必要です。 |
python39 | Python 3言語に基づいたPL/Pythonを使用する場合に必要です。 |
redhat-lsb |
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rsync | Pgpool-IIを使用するために必要です。 |
sudo |
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sysstat | FJQSSを使用する場合に必要です。 |
tcl | PL/Tclを使用する場合に必要です。 |
unzip |
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xz-libs |
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zlib |
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RHEL9での運用には、以下の表に示すパッケージが必要です。
パッケージ名 | 備考 |
---|---|
alsa-lib |
|
audit-libs |
|
bzip2-libs | pgBackRestを使用する場合に必要です。 |
cyrus-sasl-lib |
|
gdb | FJQSSを実行するために必要です。 |
pcp-system-tools | 並列検索を使用する場合に必要です。 |
glibc |
|
glibc.i686 |
|
iputils | Mirroring Controllerを利用する場合に必要です。 |
libnsl2 |
|
libicu | 照合サポートを提供します。 |
libgcc |
|
libmemcached-awesome | Pgpool-IIを使用する場合に必要です。 |
libselinux | sepgsqlに必要です。 |
libstdc++ |
|
libtool-ltdl | ODBCドライバを使用する場合に必要です。 |
libzstd |
|
llvm | 実行時コンパイル(just-in-time compilation)を使用してSQLを実行するためにllvmのバージョン19.0.x、18.0.x、17.0.x、16.0.x、15.0.xのいずれかが必要です。 libLLVM-19.so、libLLVM-18.so、libLLVM-17.so、llibLLVM-16.so、llibLLVM-15.soのいずれかを含むパッケージをインストールしてください。 例えば、Application Streamsで公開されている“llvm-libs”のバージョン17.0.xには、libLLVM-17.soが含まれています。 デフォルトでは、バージョン17.0.xを使用します。 バージョン17.0.x以外のバージョンを使用する場合には、postgresql.confのjit_providerパラメータに、利用するバージョンを指定してください。 例えば、バージョン16.0.xを使用する場合には、llvmjit-vsn16と指定してください。Fujitsu Enterprise Postgresでは、デフォルトで実行時コンパイルを使用する設定になっています。実行時コンパイルを使用しない場合は、postgresql.confのjitパラメータをoffにしてください。jitパラメータをoffにした場合はllvmのインストールは不要です。 jitパラメータがonの場合にllvmがインストールされていないと、SQL実行時にエラーとなることがあります。実行時コンパイルの詳細は、“PostgreSQL Documentation”の“Just-in-Time Compilation(JIT)”を参照してください。 |
lz4-libs |
|
ncurses-libs |
|
net-tools |
|
nss-softokn-freebl |
|
pam | PAM認証を使用する場合に必要です。 |
perl-libs | PL/Perlを使用する場合に必要です。 |
protobuf-c | 鍵管理システムをキーストアとして使用する場合の透過的データ暗号化機能を使用する場合に必要です。 |
python3 | Python 3言語に基づいたPL/Pythonを使用する場合は、3.9.x をインストールしてください。 テキストの意味検索と自動的なベクトル変換機能を使用する場合は、3.11.xをインストールしてください。 |
rsync | Pgpool-IIを使用するために必要です。 |
sudo |
|
sysstat | FJQSSを使用する場合に必要です。 |
tcl | PL/Tclを使用する場合に必要です。 |
unzip |
|
xz-libs |
|
zlib |
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SLES 15での運用には、以下の表に示すパッケージが必要です。
パッケージ名 | 備考 |
---|---|
dstat | 並列検索を使用する場合に必要です。 |
gdb |
|
glibc |
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glibc-32bit |
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iputils | Mirroring Controllerを利用する場合に必要です。 |
JRE 8 | インストーラ、データベース多重化機能およびWebAdminを使用する場合に必要です。
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libasound2 |
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libaudit1 |
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libbz2-1 | pgBackRestを使用する場合に必要です。 |
libfreebl3 |
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libicu-suse65_1 | 照合サポートを提供します。 |
libgcc |
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libltdl7 | ODBCドライバを使用する場合に必要です。 |
liblz4-1 |
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liblzma5 |
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libmemcached | Pgpool-IIを使用する場合に必要です。 |
libncurses5 |
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libprotobuf-c1 | 鍵管理システムをキーストアとして使用する場合の透過的データ暗号化機能を使用する場合に必要です。 |
libstdc++6 |
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libstdc++6-32bit | サイレント形式でのインストールをする場合に必要です。 |
libz1 |
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libzstd1 |
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llvm | 実行時コンパイル(just-in-time compilation)を使用してSQLを実行するためにllvmのバージョン15.0.xが必要です。libLLVM.so.15を含むパッケージをインストールしてください。例えば、SUSEから公開されている“libLLVM15”には、libLLVM.so.15が含まれています。 Fujitsu Enterprise Postgresでは、デフォルトで実行時コンパイルを使用する設定になっています。実行時コンパイルを使用しない場合は、postgresql.confのjitパラメータをoffにしてください。jitパラメータをoffにした場合はllvmのインストールは不要です。 jitパラメータがonの場合にllvmがインストールされていないと、SQL実行時にエラーとなることがあります。実行時コンパイルの詳細は、“PostgreSQL Documentation”の“Just-in-Time Compilation (JIT)”を参照してください。 |
libLLVM15 | 15.0.xをインストールしてください。 |
net-tools |
|
pam | PAM認証を使用する場合に必要です。 |
perl | PL/Perlを使用する場合に必要です。 |
python3 | Python 3言語に基づいたPL/Pythonを使用する場合は、3.6.x をインストールしてください。 テキストの意味検索と自動的なベクトル変換機能を使用する場合は、3.11.xをインストールしてください。 |
rsync | Pgpool-IIを使用するために必要です。 |
sudo |
|
sysstat | インストール後、sarコマンドのセットアップを行ってください。 |
tcl | PL/Tclを使用する場合に必要です。 |
unzip |
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