Fujitsu Enterprise Postgresをアンインストールする前に、以下を実施してください。
インストールディレクトリにユーザーファイルを配置している場合
アンインストールを実施するとインストールディレクトリ配下のすべてのファイルおよびディレクトリが削除されます。必要に応じてアンインストール前に退避してください。
WebAdminで運用を実施している場合
WebAdminで運用を実施している場合、アンインストール前に以下のフォルダをバックアップしてください。
アンインストール後に再度インストールを実施しても、WebAdminからインスタンスが認識できなくなります。
再度インストール後にWebAdminで運用を実施する場合は、バックアップした以下のファイルをインストール後に置き換えてください。バックアップは以下の手順で行います。
WebAdminサーバを停止します。詳細は“B.1.4 WebAdminのWebサーバ機能の停止”を参照してください。
以下のフォルダをバックアップします。
WebAdminのインストールフォルダ\data\fepwa
インストール後に上記のフォルダをインストール先に置き換えることで、WebAdminからインスタンスが認識されますが、認識されたインスタンスの自動起動停止の設定は、自動起動停止をする設定となります。
そのため、インスタンスの自動起動停止をしない場合は、Windowsのサービス画面で、該当するインスタンスのサービスを選択し、“スタートアップの種類”を“手動”に変更してください。
WebAdminでHTTPSまたはHTTPSクライアント認証を使用している場合
「keystore」ディレクトリにあるすべての証明書は、WebAdminのアンインストール時に削除されます。必要に応じて、これらの証明書と設定ファイルを事前にバックアップしてください。
WebAdminのインストールフォルダ\tomcat\keystore WebAdminのインストールフォルダ\tomcat\conf\server.xml
それぞれバックアップする理由は、keystoreには証明書が含まれているためであり、server.xmlには、keystorePass属性、keyAlias属性、truststorePass属性の情報が含まれているためです。
データベース多重化運用を行っている場合
データベース多重化運用を行っている場合、“クラスタ運用ガイド(データベース多重化編)”の“データベース多重化運用でのアンインストール”を参照してから、アンインストールを行ってください。