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Systemwalker Desktop Patrol リファレンスマニュアル

A.1.2 セキュリティ系辞書コード

以下のコードとして定義されています。

これらの辞書コードを全部チェックして運用することがセキュリティ面で、安全な運用ですが、管理者が運用に合わせて、任意に適用チェックしてください。

セキュリティパッチ監査コード

「セキュリティパッチ監査コード」は、Microsoft社から「マイクロソフトセキュリティ情報」で通知される「サポート技術情報(KB)」の広報をベースに作成しています。

Microsoft社から公開されるパッチには、「更新プログラム」、「重要な更新」および「セキュリティ更新プログラム」があります。

ソフトウェア辞書では、Microsoft社から公開される「セキュリティ更新プログラム」に対応したコードを提供しています。

「セキュリティパッチ監査コード」を適用チェックすることにより、セキュリティパッチが適用されていない「Systemwalker Desktop Patrol CT」の特定や、適用していないセキュリティパッチの詳細状況を確認できます。

運用するにあたっては、[セキュリティパッチ]グループ全体の辞書コード全部に対して適用チェックをすることを推奨します。

セキュリティパッチ適用コード

このコードは、Microsoft社から「マイクロソフトセキュリティ情報」で通知される「サポート技術情報(KB)」の広報をベースに作成しています。

Microsoft社から公開されるパッチには、「更新プログラム」、「重要な更新」および「セキュリティ更新プログラム」があります。

ソフトウェア辞書では、Microsoft社から公開される「セキュリティ更新プログラム」に対応したコードを提供しています。

「セキュリティパッチ適用コード」を適用チェックすることにより、セキュリティパッチが適用されていない「Systemwalker Desktop Patrol CT」に対して、適用していないセキュリティパッチを配付し、自動で適用できます。

なお、セキュリティパッチの適用コードの「名称」に「手動適用」が含まれている場合は手動適用となります。

ウイルス対策ソフトウェア監査コード

「ウイルス対策ソフトウェア監査コード」の対象となるのは、以下の製品のウイルス定義ファイル(各ベンダによって名称は変わります)です。

それぞれの製品で使用されている以下の用語を、ここでは、「ウイルス定義ファイル」と呼んでいます。

製品名

ウイルス定義ファイル

Trellix社 Endpoint Security

ウィルス定義

Broadcom社 Symantec Endpoint Protection

ウイルス定義

Trendmicro社 Apex One

ウィルスパターンファイル

検出結果の参照方法

ウイルス対策ソフトウェアのウイルス定義ファイルは、30世代前から30世代先までが監査対象となります。

ウイルス定義ファイルごとに、定義ファイルが適用されているPCを検出できます。

なお、[ウイルス対策ソフトウェア]グループ配下→[ウイルスパターン詳細]グループ配下の辞書コードによって、特定のウイルス定義ファイルより新しい定義ファイルが適用されているマシンの累積台数を検出できます。