機能説明
本コマンドは、CSやDSでバックアップしたWSUSとクイック実行形式の設定情報をWSUSとWindowsに対してリストアするコマンドです。
以下の設定情報をリストアします。
メインメニュー - [WSUS] - [オプション]の全情報
ただし、プロキシのパスワードは除きます。
メインメニュー - [環境設定] - [CS/DSの設定と稼働状況 - CSの設定]の「WSUSの通信設定」の情報
メインメニュー - [環境設定] - [CS/DSの設定と稼働状況 - CSの設定]の「クイック実行形式の通信設定」の情報
メインメニュー - [環境設定] - [CS/DSの設定と稼働状況 - DSの設定]の「WSUSの通信設定」の情報
メインメニュー - [環境設定] - [CS/DSの設定と稼働状況 - DSの設定]の「上位CS/DS」の情報
[プロキシを使用する]にチェックがついている場合は、[上位CS/DSとの通信設定] - [プロキシを使用する]で設定されているプロキシ情報をリストアします。
記述形式
SWDTP_wsusrs.exe | バックアップファイル格納ディレクトリ |
SWDTP_wsusrs.exe |
オプション
SWDTP_backup.exe(一括バックアップ)で指定したバックアップファイル格納ディレクトリを絶対パスで指定してください。
空白が含まれるパスは指定できません。また、指定できる文字数は半角100文字以内です。
復帰値
0:正常終了
0以外:異常終了
コマンド格納場所
CSの以下のフォルダ
DTPインストールディレクトリ\bnserv\bin |
DSの以下のフォルダ
DTPインストールディレクトリ\FJSVsbtrs\bin |
実行に必要な権限/実行環境
管理者権限で実行します。
本コマンドはCSまたはDSで実行する必要があります。
注意事項
WSUSやクイック実行形式の設定情報をリストアしない場合、SWDTP_wsusrs.exeコマンドを実行しないでください。手動でWSUSを設定している環境にSWDTP_wsusrs.exeコマンドを実行すると、手動で設定した情報を上書きします。
Office展開ツールはバックアップ・リストアされません。リストア後に再度登録してください。
CSの場合
本コマンドを実行する前に、SWDTP_ctrl stopコマンドでサービスを停止してください。
本コマンドを実行した後は、SWDTP_ctrl startコマンドでサービスを起動してください。
DSの場合
本コマンドを使用する前にサービスを停止させてください。
サービスの停止方法は以下のとおりです。
[コントロールパネル]-[管理ツール]から[サービス]を起動します。
[ITBudgetMGR (INV)]を選択し、[操作]メニューの[停止]を選択します。
本コマンドを使用した後は、サービスを開始させてください。
サービスの開始方法は以下のとおりです。
[コントロールパネル]-[管理ツール]から[サービス]を起動します。
[ITBudgetMGR (INV)]を選択し、[操作]メニューの[開始]を選択します。
使用例
"C:\Program Files\Fujitsu\Systemwalker Desktop Patrol\bnserv\bin\SWDTP_wsusrs.exe" D:\TEMP\DTBAKUP |
"C:\Program Files\Fujitsu\Systemwalker Desktop Patrol\FJSVsbtrs\bin\SWDTP_wsusrs.exe" |
処理が失敗した場合は、エラーメッセージが出力されます。エラーメッセージの詳細については、“3.3.22 WSUSとクイック実行形式の設定リストアコマンドで出力するメッセージ”を参照してください。