機能説明
本コマンドはDesktop Patrolの旧バージョンのCSのデータベースを新バージョンのCSの形式に変換し出力します。
記述形式
SWDTP_dbmv.exe | 移出ファイル格納ディレクトリ |
オプション
データベースの移出ファイルを格納するディレクトリを絶対パスで指定します。空白が含まれるパスは指定できません。また、指定できる文字数は半角100文字以内です。移出ファイル格納ディレクトリは、事前に実行したSWDTP_backup(一括バックアップ)コマンドのバックアップファイル格納ディレクトリと同じパスを指定してください。
復帰値
0:正常終了
0以外:異常終了
コマンド格納場所
CSの以下のフォルダ
DTPインストールディレクトリ\bnserv\tool |
実行に必要な権限/実行環境
本コマンドは移行先のCSのコマンド格納場所から、移行元である旧バージョンのCS上にコピーして実行する必要があります。
以下のどちらかの利用者でWindowsにログオンしてから実行する必要があります。
運用環境保守ウィザードにより、運用環境の構築または運用環境の拡張を行った利用者
dtpctlusr.exeコマンドで追加した利用者
注意事項
本コマンドを実行する前に、SWDTP_ctrl stopコマンドでサービスを停止してください。
本コマンドは、旧バージョンのCSにて事前にSWDTP_backup(一括バックアップ)コマンドを実行したあとに実行します。
使用例
旧バージョンのCSの“C:\temp”フォルダへ本コマンドをコピーし、移出ファイルの格納先を“D:\TEMP\DTBAKUP”と指定し、データベースの移出を行います。
"C:\temp\SWDTP_dbmv.exe" D:\TEMP\DTBAKUP |
処理が失敗した場合は、エラーメッセージが出力されます。詳細は、“3.3.8 DTPデータバックアップコマンドで出力するメッセージ”を参照してください。