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Systemwalker Desktop Patrol リファレンスマニュアル

1.5 atool_migration.exe(データ移出)

機能説明

本コマンドはCSをサーバ移行する場合に、旧バージョンCSのデータを新バージョンCSにリストアするための移入用バックアップを作成します。旧バージョンCSのバックアップと新バージョンCSのバックアップを入力として、バックアップデータをマージし、移入用バックアップを作成して出力します。

記述形式

atool_migration.exe

-old 旧バージョンCSバックアップ格納ディレクトリ -new 新バージョンCSバックアップ格納ディレクトリ -out 移入用バックアップ格納ディレクトリ

オプション

-old 旧バージョンCSバックアップ格納ディレクトリ

旧バージョンCSのバックアップデータを格納するディレクトリを絶対パスで指定します。空白が含まれるパスは指定できません。また、指定できる文字数は半角100文字以内です。

-new 新バージョンCSバックアップ格納ディレクトリ

新バージョンCSのバックアップデータを格納するディレクトリを絶対パスで指定します。空白が含まれるパスは指定できません。また、指定できる文字数は半角100文字以内です。

-out 移入用バックアップ格納ディレクトリ

新バージョンのCSへ移入するバックアップデータを出力するディレクトリを絶対パスで指定します。空白が含まれるパスは指定できません。また、指定できる文字数は半角100文字以内です。

復帰値

0:正常終了

0以外:異常終了

コマンド格納場所

CSの以下のフォルダ

CSのインストールディレクトリ\FJSVsbtrs\bin

実行に必要な権限/実行環境

注意事項

使用例

旧バージョンCSバックアップ格納ディレクトリに「C:\old」、新バージョンCSバックアップ格納ディレクトリに「C:\new」を指定し、「C:\out」ディレクトリへ移入用バックアップデータを出力します。

"C:\Program Files\Fujitsu\Systemwalker Desktop Patrol\FJSVsbtrs\bin\atool_migration.exe" -old C:\old -new C:\new -out C:\out

処理が失敗した場合は、エラーメッセージが出力されます。詳細は、“3.3.23 データ移出コマンドで出力するメッセージ”を参照してください。