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Systemwalker Desktop Patrol 導入ガイド

2.12.6 ダウンロードする言語ファイルの変更

日本語以外の言語ファイルを使用する場合、WSUSとクイック実行形式の更新プログラムをダウンロードする言語ファイルを設定します。

多言語の更新プログラムをCSやDSに配信し、日本語OS以外のクライアントや多言語のLanguagePackを導入した環境に更新プログラムを適用することができます。ただし、配信する更新プログラムの言語ファイルは、システム全体で同じとします。


【WSUSの場合】

日本語と英語は導入時に設定されています。配信する更新プログラムの言語ファイルは、[WSUSコンソール]-[オプション]-[更新ファイルと更新言語]で設定します。WSUSコンソールは[スタート]-[コントロールパネル]-[管理ツール]-[Windows Server Update Services]で開きます。


ポイント

  • 運用中に配信する言語ファイルを変更した場合の動作は以下のとおりです。

    • 言語ファイルを追加した場合

      追加する言語ファイルをCSがMicrosoft社からダウンロードし、CS配下のDSに対して配信および同期をします。

    • 言語ファイルを削除した場合

      配信対象としてダウンロードされていた言語ファイルは、CS/DSから削除しません。

      配信対象の更新プログラムに対する言語ファイルを削除する場合は、[9.3.1 サーバクリーンアップウィザードからクリーンアップを実行する]を実行してください。

【クイック実行形式の場合】

配信する更新プログラムの言語ファイルは、CustomPolicy.exeコマンドの-sv.c2r.LanguagePackオプションを使用して設定してください。CustomPolicy.exeコマンドの使用方法については、“リファレンスマニュアル”を参照してください。


ポイント

  • 運用中に配信する言語ファイルを変更した場合の動作は以下のとおりです。

    • 言語ファイルを追加した場合

      追加する言語ファイルをCSがMicrosoft社からダウンロードし、CS配下のDSに対して配信および同期をします。

    • 言語ファイルを削除した場合

      配信対象としてダウンロードされていた言語ファイルは、CS/DSから削除しません。

      配信対象の更新プログラムに対する言語ファイルを削除する場合の手順は、以下のとおりです。

      1. メインメニューの[配信]-[セキュリティパッチの配信]から[クイック実行形式]ボタンをクリックします。

      2. [クイック実行形式(基本設定)]画面から、配信対象の更新プログラムを変更してください。

        変更前の配信対象更新プログラムとすべての言語ファイルを削除します。