マスタスケジュール管理機能を使用する場合に設定します。マスタスケジュール管理機能を使用しない場合および、1:1運用待機(サブシステムあり、一部クラスタ運用)の場合でクラスタに登録しないサブシステムは、必要ありません。
マスタスケジュール管理機能の環境構築
クラスタシステムを構成する運用系、待機系のすべてのノードでマスタスケジュール管理機能のstemenvset 環境構築コマンドを実行してマスタスケジュール管理機能の環境構築を行います。
stemenvset.exe -set |
stemenvsetコマンドの詳細は、“Systemwalker Operation Manager リファレンス集”を参照してください。
運用日管理モードの設定(運用系)
あらかじめ、soperationmgrコマンドを実行し、Systemwalker Operation Managerを起動しておきます。
運用系のノードに接続し、[マスタスケジュール管理環境設定]ダイアログボックスによる運用日管理モード(日ごとスケジュール管理または日ごとスケジュール管理(テストモード))の設定を行います。
注意
ジョブスケジューラサービスの再起動確認メッセージが表示されます。[いいえ]を選択し、ジョブスケジューラサービスを再起動しないようにしてください。
マスタスケジュール管理環境の設定の詳細は、“Systemwalker Operation Manager マスタスケジュール管理 ユーザーズガイド”を参照してください。
クラスタ用サービスの登録(運用系)
運用系で、以下のコマンドを実行し、マスタスケジュール管理機能のクラスタ用サービスを登録します。
コマンドは、Administratorsグループに所属したユーザで“オペレーティングシステムの一部として機能”の権限を所有しているユーザが実行してください。
stemregservice.exe -reg -sys サブシステム番号 |
stemregserviceコマンドの詳細については、“Systemwalker Operation Manager リファレンス集”を参照してください。
運用日管理モードの設定(待機系)
待機系のノードに接続し、2と同様に運用日管理モード(日ごとスケジュール管理または日ごとスケジュール管理(テストモード))の設定を行います。
クラスタ用サービスの登録(待機系)
待機系で上記の3.と同様にマスタスケジュール管理機能のクラスタ用サービスを登録します。
