対象バージョンレベル
Solaris版:5.0以降
Linux版:5.2、V10.0L10~V16.0.0
Linux for Itanium版:V12.0L10以降
HP-UX版:5.1以降
AIX版:5.1以降
DS版:V20L10
対処
確認ポイント
前回のSystemwalker Operation Managerの起動時と起動方法に違いはありませんか(soperationmgrコマンド実行時の環境変数など)
原因
Systemwalker Operation Manager起動時の環境変数の違いにより、ジョブに引き継がれる環境変数に変化が出たため、ジョブの動作が変化しました。例えば、soperationmgrコマンド実行のために、suコマンドでスーパーユーザになる際、suコマンドの-オプションの有無などで、引き継がれる環境変数が変化します。
対処方法
ジョブの動作に必要な環境変数は、必要となる前に、ログインシェルやシェル内で必ず設定してください。
備考
ジョブが参照する環境変数の読み込まれ方は、以下のようになります。
[ジョブ投入時]
soperationmgrコマンド実行時の環境変数
ジョブフォルダのパス(PATH環境変数)
PATH文に記載したパス(JCLの場合のみ)
[ジョブ実行時]
ジョブ投入時に設定された環境変数
[登録/監視-ジョブ]ウィンドウ-[詳細情報]シート-[環境変数]に設定した環境変数
ログインシェル内で設定した環境変数