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Interstage List Works for 大規模 V11.0.0 設計・運用ガイド

19.1 List Works組込データベースまたはSymfowareの容量監視

保管データベースのデータは、データベーススペースに格納されます。そのため、データベーススペースの領域の使用状況を把握する必要があります。

データベーススペースの領域の使用状況は、以下のスクリプトを使用して把握します。

データベーススペースの領域の使用状況を把握する手順を、以下に示します。

手順

使用しているデータベースシステム

List Works組込
データベース

Symfoware

(1)

スクリプトの複写

○(注)

(2)

スクリプトの実行

(3)

空き容量の確認

○:必要、-:不要

注:SymfowareがList Worksサーバとは異なるサーバにある場合のみ実施します。


手順1:スクリプトの複写(SymfowareがList Worksサーバとは異なるサーバにある場合)

SymfowareがList Worksサーバとは異なるサーバ(データベースサーバ)にある場合は、スクリプト(dbsp_checkLWDB.sh)をデータベースサーバへ複写します。

Solaris版/Linux版の場合は、スクリプトに実行権が設定されていることを確認してください。実行権がない場合は、chmodコマンドで実行権を付与してください。

参照

chmodコマンドについては、Linuxのマニュアルを参照してください。


手順2:スクリプトの実行

スクリプト(dbsp_checkLWDB.sh)を実行します。

スクリプトの実行中にエラーが発生した場合は、ログファイル(chkdbsplog_LWDB.txt)を参照し、エラーメッセージを確認します。ログファイルは、スクリプトを実行したカレントフォルダに出力されます。

参照

エラーメッセージの詳細については、“Symfowareのマニュアル”を参照してください。


手順3:空き容量の確認

スクリプトの実行結果を確認します。

以下の形式の情報がログファイル(chkdbsplog_LWDB.txt)に出力されます。

空き容量が残り少なくなっている場合には、データベーススペースの容量拡張が必要になります。

参照

容量拡張の方法については、“21.1 List Works組込データベースまたはSymfowareの容量拡張/再構築”を参照してください。