オーバレイの準備は、帳票を出力するアプリケーションによって異なります。
NetCOBOL/MeFtで出力する場合
オーバレイは、FORMで作成して、アプリケーション実行時に印刷データと一緒に自動転送されます。この場合、FORMオーバレイオプションが必要となります。
FORMのFORMツールでオーバレイを作成する場合、使用するコード変換を指定します。List Worksに登録する場合は、Charset Managerの標準コード変換(ICONV)を使用してください。
参照
FORMの詳細については、“FORMのマニュアル”を参照してください。
オーバレイの作成とオーバレイのリスト管理サーバへの登録について、概要を以下に示します。
オーバレイは、KOL6形式で作成します。作成したオーバレイには、拡張子を含み32文字以下(半角英数字、半角記号)のファイル名を指定します。
なお、グループオーバレイ(FORMで作成したオーバレイパターングループ)は扱うことができません。
参照
FORMの使用方法については、“FORMのマニュアル”を参照してください。
List Creatorで出力する帳票の場合
オーバレイは、List Creatorデザイナで作成します。List Creatorから印刷データを出力する際、オーバレイデータも同時に自動転送されます。
注意
Windowsにおいて文字幅の仕様が変更となったため、これらのオペレーティングシステム上のList Worksクライアントの場合、ベクトルオーバレイ(KOL6)を作成する際に、オーバレイの文字位置を「両端揃え」とする必要があります。「両端揃え」で作成しないと、オーバレイが正しく表示されません。なお、印刷には影響ありません。
オーバレイの文字位置については、“FORMのマニュアル”または“List Creatorのマニュアル”を参照してください。