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Interstage List Works for 大規模 V11.0.0 設計・運用ガイド

16.1 NetCOBOL/MeFt帳票およびList Creator帳票を扱う場合

オーバレイの準備は、帳票を出力するアプリケーションによって異なります。

NetCOBOL/MeFtで出力する場合

オーバレイは、FORMで作成して、アプリケーション実行時に印刷データと一緒に自動転送されます。この場合、FORMオーバレイオプションが必要となります。

FORMのFORMツールでオーバレイを作成する場合、使用するコード変換を指定します。List Worksに登録する場合は、Charset Managerの標準コード変換(ICONV)を使用してください。

参照

FORMの詳細については、“FORMのマニュアル”を参照してください。

オーバレイの作成とオーバレイのリスト管理サーバへの登録について、概要を以下に示します。

オーバレイは、KOL6形式で作成します。作成したオーバレイには、拡張子を含み32文字以下(半角英数字、半角記号)のファイル名を指定します。

なお、グループオーバレイ(FORMで作成したオーバレイパターングループ)は扱うことができません。

参照

FORMの使用方法については、“FORMのマニュアル”を参照してください。


List Creatorで出力する帳票の場合

オーバレイは、List Creatorデザイナで作成します。List Creatorから印刷データを出力する際、オーバレイデータも同時に自動転送されます。

注意

  • Windowsにおいて文字幅の仕様が変更となったため、これらのオペレーティングシステム上のList Worksクライアントの場合、ベクトルオーバレイ(KOL6)を作成する際に、オーバレイの文字位置を「両端揃え」とする必要があります。「両端揃え」で作成しないと、オーバレイが正しく表示されません。なお、印刷には影響ありません。

    オーバレイの文字位置については、“FORMのマニュアル”または“List Creatorのマニュアル”を参照してください。