オープン帳票を扱う運用において、印刷データの登録時に異常が発生した場合、行うべき対処の手順を以下に示します。
異常の原因を調査し、取り除く
リスト管理サーバに採取される以下の各ログファイル、およびエラーメッセージにより、異常の原因を調査し対処します。
リスト管理サーバの実行履歴
参照
リスト管理サーバの実行履歴の詳細については、“メッセージ集”を参照してください。
オープン帳票登録時のログ情報
参照
オープン帳票登録時のログ情報については、“メッセージ集”を参照してください。
List Worksサーバのシステムログ
参照
List Worksサーバのシステムログについては、“メッセージ集”を参照してください。
参照
エラーメッセージについては“メッセージ集”を参照してください。
また、List Creator帳票、NetCOBOL/MeFt帳票を扱う運用の場合は、登録時のエラーによりメッセージが出力されます。メッセージに表示される通知コードがエラー原因の調査に利用できます。
参照
List Creator帳票、NetCOBOL/MeFt帳票の登録時に出力されるメッセージについては、“メッセージ集”を参照してください。
印刷データを再送信する
受信フォルダに印刷データが残っていない場合、異常の原因を取り除いた後、帳票出力元において印刷データの登録をやり直します。
印刷データを復元(再登録)する
受信フォルダに印刷データが残っている場合、異常の原因を取り除いた後、lvretrylコマンドにより、印刷データを復元 (再登録)します。
# lvretryl
参照
lvretrylコマンドの詳細については、“コマンドリファレンス”を参照してください。
登録エラーの解除を確認する
画面上のメッセージ、およびリスト管理サーバの実行履歴により、異常の解除を確認します。
以下にlvretrylコマンドによる帳票の復元が正常終了した場合の例を示します。
# lvretryl UX:lvretryl:情報:2000:印刷データの復元依頼が完了しました.
注意
帳票の高速登録機能を使用している場合、帳票データ転送アダプタの環境設定ファイル(lwpaenv.ini)のSppOutputPathの指定したディレクトリにファイルが残存する場合があります。残存している場合は、削除してください。