クライアントから操作する以下の印刷について説明します。
参考
図形、バーコードを含む帳票を印刷する場合、オペレーティングシステムに設定されているプリンタの解像度と、List Worksから印刷する時に設定する解像度を同じ値にしてください。
印刷したデータのスプールしたサイズが、オペレーティングシステムのスプーラで扱える最大サイズを超えた場合、正しく印刷できません。
複数の帳票を選択して印刷を行う場合、最初に1回だけ、【印刷】ダイアログボックスで印刷方法を設定すれば、以降の帳票を同じ設定で印刷することができます。
引き継ぐことのできる設定値を以下に示します。
ローカル印刷 | 「印刷範囲(ページ指定)」、「印刷部数」 |
リストナビのオプション(【印刷】タブ)で、指定します。
印刷するときの帳票のフォントは、リストビューアの【オプション】ダイアログボックス(リストビューア)-【フォント】タブの設定に従います。
また、Webクライアントのローカル印刷の場合は、帳票を表示している画面の【オプション】ダイアログボックス(Webクライアント)-【フォント】タブの設定に従います。
ページレイアウトの各設定について
カラムを指定して印刷を行った場合、余白の値やデータの縦・横サイズによって重なって印刷される場合があります。
複数のカラムを指定し、用紙外に文字が存在する帳票を印刷した場合、用紙外に文字が存在するため、表示されなかった文字が印刷される場合があります。
印刷倍率(倍率指定・縦横偏倍指定)を指定して印刷を行った場合、余白の値やデータの縦・横サイズによって指定した倍率で印刷されない場合があります。
ページレイアウトの設定で、用紙サイズを超える余白を指定した場合は、余白の指定は無効になります。
印刷プレビュー画面で表示される記入情報やID印刷の文字色は、【ページ設定】ダイアログボックスで設定されている情報によって異なります。
色の設定 | |||
---|---|---|---|
カラーで印刷する | モノクロで印刷する | ||
プリンタの設定 | カラープリンタ | 記入情報:カラーで表示 | 記入情報:カラーで表示 |
ID印刷:カラーで表示 | ID印刷:白、または黒色で表示 | ||
モノクロプリンタ | 記入情報:白、または黒色で表示 | 記入情報:白、または黒色で表示 | |
ID印刷:白または黒色で表示 | ID印刷:白、または黒色で表示 |
【ページ設定】ダイアログボックスで「カラーで印刷する」を指定した場合、以下のものがカラーで印刷されます。
印刷データ
オーバレイ
付せんやスタンプなどの記入情報
ID印刷情報
【ページ設定】ダイアログボックスで「カラーで印刷する」を指定した場合、印刷イメージはカラーで表示されます。
【ページ設定】ダイアログボックスで「モノクロで印刷する」を指定したオープン帳票をカラープリンタに印刷すると、以下のものが、カラーで印刷される場合があります。
印刷データ内のカラーのイメージデータ
KOL6オーバレイのイメージ
付せんやスタンプなどの記入情報
ただし、上記の場合に【オプション】ダイアログボックス(リストビューア)の【色】タブにおいて
「印刷データに設定されている色を有効にする」
「オーバレイに設定されている色を有効にする」
にチェックが入っている場合は、以下のものもカラーで印刷される場合があります。
印刷データ内の文字
KOL6オーバレイの文字と図形
ID印刷の場合、ページ設定で「モノクロで印刷する」を指定した場合、指定した色は有効になりません。また、ID印刷の指定方法によっては、「カラーで印刷する」を指定しても指定した色は有効になりません。
List Worksクライアントでは、List Worksをインストールした時点におけるオペレーティングシステムの「通常使用するプリンタ」を、List Worksの初期設定のプリンタとして保存します。
なお、Webクライアントでは、オペレーティングシステムの「通常使用するプリンタ」が、常にList Worksの初期設定のプリンタになります。
List Worksの初期設定のプリンタについての設定は、【ファイル】メニューの【ローカル印刷】-【ページ設定】ダイアログボックス-【カラム】タブにある【プリンタの設定】ボタンをクリックして表示される【プリンタの設定】ダイアログボックスで変更できます。
【ページ設定】ダイアログボックス-【プリンタ情報】タブで「オペレーティングシステムの「通常使用するプリンタ」を使用する」を設定すると、オペレーティングシステムの「通常使用するプリンタ」がList Worksの初期設定のプリンタになります。
「オペレーティングシステムの「通常使用するプリンタ」を使用する」を設定しない場合、プリンタの入れ替えなどでList Worksの初期設定のプリンタが使用できない環境に変更されたときは、【プリンタの設定】ダイアログボックスでプリンタを変更してください。
引き継ぐ情報は、以下の3種類から選択します。
切り替え前のプリンタに設定されている情報
List Worksの初期設定のプリンタに設定されている以下の情報が、設定されます。なお、【印刷】ダイアログボックスのプリンタのプロパティで印刷設定を変更した場合は、変更された情報が設定されます。
用紙サイズ
用紙方向
両面印刷指定
給紙口
印刷データに設定されている印刷属性
印刷データに設定されている印刷属性を優先させる設定の場合、帳票が持つ以下の印刷属性が設定されます。印刷属性は帳票に設定されているため、取捨選択はできません。
用紙サイズ
用紙名
用紙方向
両面印刷指定
給紙方法
給紙口指定
複写枚数
切り替え後のプリンタに設定されている情報
切り替え後のプリンタに設定されている情報が設定されます。プリンタを切り替えても、切り替え前のプリンタに設定されていた情報または印刷属性は、引き継がれません。
ローカル印刷するとき、【印刷】ダイアログボックスでプリンタを切り替えても印刷設定(用紙方向、用紙サイズ、両面印刷指定、給紙口)は引き継がれます。
ラインマークとチェックマークは下の描画が透けますが、その他の記入情報は上書きします。
モノクロプリンタに印刷する場合、文字とスタンプはハーフトーンで印刷されず、白または黒色で印刷します。また、スタンプに薄い色(黄色など)を利用していると、枠と文字の一方が白色で、その他は黒色となることがあります。スタンプをモノクロプリンタに印刷する場合は、黒色などの濃色を指定してください。
記入情報のフォントサイズは、オペレーティングシステムの画面設定のフォントサイズが「小さいフォント(96dpi)」の場合を基準に計算しています。オペレーティングシステムのフォントサイズが他の設定の場合、記入情報のフォントサイズの表示に誤差が生じることがあります。
例えば、「大きいフォントサイズ(120dpi)」の設定の場合、オペレーティングシステムの【フォント】ダイアログボックスで10ポイントと指定したものが11ポイントになります。フォントサイズを正確に指定する場合は、オペレーティングシステムのフォントサイズを「小さいフォント(96dpi)」に設定してください。
注意
ID印刷を指定した帳票については、検索結果の一覧を印刷することも特定のデータだけを印刷することもできません。